今年は3名の発表会デビューの方々を迎え、和やかに開催いたしました。
デビューの方は、「お手本」を見ていない状態ですので、どうなる事かとご本人よりもご家族の方がとても緊張なさったようですが、皆さんきちんと仕上げて
とても素敵に弾けました。
いつもはのんびりペースのセシリア会ですが、一年に一回発表会の時は目標を定めて丁寧に仕上げています。
「間に合うのかしら?」「ここがどうしても上手く弾けない!」等々を乗り越えて当日を迎えます。いつものレッスンと違う場所、違うピアノ。響きもタッチも違う楽器でお客様の前で弾く緊張感は何回経験しても、何歳になっても大きいものです。
結果が「完璧!」でも「・・・」でも努力して、工夫するその過程がとても貴重なのだと思います。たとえ結果が満足の行くものでなくても必ず成長なさっていますよ。
みんなよくやりました!大きな「はなまる」です。頑張ったね。
今年も受付、アナウンスなどを卒業生がお手伝い下さいました。最後の「聖者の行進」も楽器を持って参加。ありがとう!
そのうちにOG・OB会ができたらいいな、と思います。
今回は真紀とアンサンブルをいたしました。楽しかったけれど大変でした・・
メインは「スポットライト・オン・ザ・バスクラリネット」。これはリズムを取るのが難しい曲で泣きました。元々は吹奏楽とバスクラリネットのための曲ですので、ブラバンの壮大な音をピアノ伴奏でどう表現するか、悩みましたね。
クラリネットの先生のレッスンを受けたり、フィリアの練習室での夜練習、
真紀とも何度か衝突し、色々ありましたが本番が一番だったかな。
リズム音痴に根気よく付き合ってくれてありがとう。感謝です。真紀の成長を深く感じました。音楽に向き合う姿勢に学ぶところ多し、でした。
ご家族の皆様はじめ、多くの方のご協力で今回も開催することができました。
感謝の気持ちを忘れず、来年へと続けたいと思います。 |