MENU
アクセス
レッスン システム 自己紹介 発表会
3歳から80歳位までの方。
一人ひとりのペースに合わせて、無理のないようにレッスンを進めております。  (個人レッスンです)
大人の方とは、まずゆっくりお話をして、ご希望をお聞きしたうえで、曲を決めてから練習に入ってまいります。
お弾きになりたい曲があれば、クラシック、ポピュラー、ジャンルを問わず、是非お持ち下さい。それぞれの方のレベルに合わせて、弾けるように、私が工夫いたします。
 
お問合せはこちらまで
 

はるの音楽日記 <春のコンサート>

 

 今年は3月に入って寒かったので桜の開花が遅く、入学式に間に合いましたね。
しばらくコンサートに行けなかったのですが、嬉しい事に2月・4月と続けて聴きに行けました。

2月14日 クラリネット アレッサンドロ・カルボナーレ
       ピアノ       黒田亜樹                   
       フィリアホール

 コロナで延期になったコンサート。「中止」ではなかったので待っていたら、根気よく待っていたら、やっぱりありました!
ランチコンサートは、若手演奏家の公演が多いのですが、カルボナーレはマエストロです。
開演前、客席がわくわく感に満ちているのが分かります。

 ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」から始まり、ストラヴィンスキー・プーランクのソナタとクラリネットの魅力が全開。凄い名手です。
そして、ピアノの黒田亜樹がまた上手い。ソロの魅力を引き出す演奏です。
「伴奏」と言うと付け足しみたいな位置付けに思う方が多いのですが、ソロと対等に渡り合って演奏の温度を高めていく好演でした。
2人はイタリア在住で以前から交流があり、気心の知れた間柄。それがもたらす親密さと緊張感が、良い具合にミックスされていたと思います。

 圧巻だったのが、パスクッリの「蜂」。循環呼吸奏法で、5分間息継ぎ無しで、高速演奏。
聴いているこちらは、ブレスがしたくて苦しくなりました。
曲間のMC。カルボナーレのイタリア語が所々分かったのも、嬉しい収穫でした。コロナの年から家でイタリア語の勉強を始めたので。
途中で演奏されたピアノソロ。レスピーギの夜想曲が綺麗だったので、楽譜を買って帰り只今練習中。楽譜は黒田さん監修の新刊。こうして楽譜がじわじわと増えます。

 最後はフランク・ザッパの「アステロイド」と言う「攻めた」プログラム。
大満足のコンサートでした(^^♪

4月3日 チェンバロ マチェイ・スクシェチュコフスキ  フィリアホール

 ブルージュ国際古楽コンクール2023年チェンバロ部門の優勝者です。
史上最年少21歳で優勝した「期待の新星」です。
ホールに入ってまず目に入るのは、美しい装飾が施されたフレンチスタイルのチェンバロ。これだけで気分は上がりますね。
フィリアホールがオーダーしたオール・フレンチ・プログラム。
シャンボニエール・クープラン・ラモー・フォルクレetc.
とても期待していたのですが・・・

マチェイ君、凄く上手いのですが、サイボーグのようにただただ弾き続ける。
拍手をしたい客席の雰囲気を受け止めていないので、こちらは曲終わりで拍手もできない。
休憩までノンストップでした。
 聴衆の気持ちを受け止めていないみたいな感じ。2階席まできちんとお辞儀をしていましたが。
MCもなし。クラシックのコンサートはMC無しが多いですが、何か一言あると、客席との距離がぐっと近くなります。聴衆との「やり取り」が無いのは、ちょっとつまらない。

 文句なしに上手いですが、上手いだけでは人は満足しない、と思いました。
そして笑顔は必要。拍手をもらったら「ニコッ」としなくちゃ。

サイボーグなマチェイ君 まだ若いので、今後に期待しましょう!

チェンバロ チェンバロ
 

はるの音楽日記 <秋のコンサートなど>

 

 リフォームの最終回、リビングから廊下、が終わりました。
コロナで出かけられないので、今年は3回に分けて、リフォームを集中的に行いました。
レッスン室はピアノの音が良くなったような気がします。
生徒さんが「明るくなった」「広くなった」と言ってくれました(^o^)
間取りは変えていませんが、いろいろ整理したので、少しスッキリ見えるのかな。
 昨年の12月、アレックスがお星さまになったので、初めて床に置く背の高いツリーを飾りました。(犬がいた時は危ないので、床には置かなかったのです)

 片付けの合間を縫って、秋に2つのコンサートを聴きました。

9月25日  舘野 泉  フィリアホール

 コロナで昨年延期になったコンサート。当初予定のヴァイオリンのヤンネさん(息子さん)は来日できず、従って曲目も変更でピアノのみ。
  ご存知のように、クラシック界のレジェンド、舘野は2002年にリサイタルの舞台上で、
脳溢血で倒れ半身不随となりますが「左手のピアニスト」として活動を再開。 
CDでは左手1本で弾いているとは信じられない、超絶技巧の演奏を聴くことができます。
 生で聴く演奏は、ピアノを弾く喜びに溢れていて、本当に幸せそうでした。
そして間のトークもお茶目で生き生きとしていました!聴いているこちらもほっこりとして、元気をいただきました。ピアニストが両手で弾けなくなって、あんなにも幸せオーラを持っていられる。その後ろには、リハビリに格闘する日々があったに違いありません。 
 スクリャービンの「前奏曲と夜曲」が素晴らしかったかな。
スクリャービン自身が右手を痛め、両手で演奏できなくなった時に作った曲です。
85歳でこのパワー!! 自分にリミットを作らない生き方は、凄い!の一言です。

10月22日 小曾根真&No Name Horses &須川展也  オーチャードホール

 今年2月に亡くなった、チック・コリアのトリビュートコンサートです。
久しぶりに多摩川を渡りました。緊急事態宣言がもうすぐ終わると言う時。満員のお客様は、この日を待っていました♪
ワクワク感でいっぱいの客席。みんなが開演を待ってうずうずしている感じが伝わります。
「さあ、楽しい音楽の時間です」(のだめカンタービレ より)
 私がチック・コリアにはまったのは高校生の時。リターン・トゥ・フォーエバーの頃です。曲の隅々まで憶えています!! タイムスリップした感じ。

 演奏が始まると、たちまち客席の温度が上がるのが分かります。
小曾根真はもちろん良かったですが、ビッグバンドが入ってさらにパワフルに。
何だか涙が滲んできました。盛り上がる観客、更に盛り上げるミュージシャン、無言だけれど、演者と聴衆の心が通い合って、どんどん心が動き出します。
 この感覚がずっと味わいたかったのだ、としみじみ思いました。
最後の曲が終わり、声を出さないスタンディングオベーション。手作りの「thank you!」のプレートを掲げる人もいます。いつまでも長く続く拍手が、観客の感謝と感動を伝えていました。
 音楽は決して「不要・不急」のものではありません。
コロナに感染せずにいることは大切です。しかし「人はパンのみにて生きるにあらず」
生きているだけでは、心が「飢えて乾く」のです。
 それを痛感した2つのコンサートでした。
コロナで音楽業界は大打撃を受けました。機会があれば是非、コンサートに足を運んで下さい。空気が振動するあの感覚は配信ライブでは絶対に得られないものです。

 今年もあとわずか。あっ、ショパンコンクールの話もしなくちゃ、ですね!
それはまた次回のお楽しみに♪

 

はるの音楽日記<レッスン室のリフォーム など>

 

 今年の発表会は、コロナの影響で施設の予約が難しい事を考え、単独の開催は諦め、
島先生・加藤先生の発表会に参加させていただき、4月24日無事に終了いたしました。
 島先生・加藤先生の発表会は、昨年コロナのためにホール側の判断で中止。そのため
1年後の開催の権利(?)が約束されていたためです。
密を避けるために、出演者を3部に分けてホールの中は少人数にしました。一人弾く度に手指とピアノの消毒。集合写真も撮らないなど、感染対策を徹底しての開催でした。
 講師演奏で、久しぶりにエレクトーンとピアノのアンサンブルをしました。3人合わせの練習が大変でしたが、楽しかったです!!島先生・加藤先生どうもありがとうございました。

 発表会後に、予てより懸案だったレッスン室のリフォームに着手しました。
大変でした〜。何しろグランドピアノをレッスン室から出さないと作業ができません。
リフォームの前に、ピアノ運送専門の運送屋さんがピアノをリビングに移動。レッスン室の内装工事が終了したら、またピアノを戻してもらいます。
 (グランドピアノは足・ペダル・屋根を取り外し、板のようにしてから運びます)
ピアノをリビングに置いたら、ピアノってとても大きい!! 1週間リビングはピアノで
占拠されていました。

 そして問題は楽譜の山。1,00冊位あるかも知れません。楽譜はなかなか捨てられないので確実に増えてしまいます。創刊号からの月間ピアノだけでも約300冊。これは今、少しずつ整理をしています。
楽譜棚の奥から、私がピアノを習い始めた頃の懐かしい楽譜や調音の書取りノート、  五線のマグネットボード等が出てきました。亡くなった母が保管してくれていたのです。

 楽譜の整理をしていたら、全く記憶にない春秋社のリストの楽譜がありました。どうやら歌曲の変奏集らしい。パラパラと中を見ると、ショパンの「乙女の願い」に自分の字でドイツ語の訳と指使いが書き込んであります。練習していたのが分かります。
 楽譜の様子から察するに大学生の頃のもののようです。レッスンで先生にいただいた曲ではなさそう。でもなかなか素敵な曲なので、最近練習しています。リストの中では
「超絶技巧」ではありませんが、やはり難しい。けれど面白い。古い楽譜を見返すと、新しい出会いがありますね。

 私は2回のワクチン接種を終えましたが、感染対策をして過ごしております。
マスクを外してレッスンできる日が早く来ますように。
皆様もどうぞお気をつけてお過ごし下さいませ。

 

はるの音楽日記<ベートーヴェン・ソナタを全曲弾いてみた!>

 

 昨年、コロナで巣ごもり中に、ベートーヴェンのソナタ(全32曲)を弾いてみました。
コロナでなければ、こんな暴挙?はしなかったでしょう。 例えば29番のハンマークラヴィアは40分もかかる大曲なのです。

 初めは、昔レッスンで弾いた曲の「復習」をしていましたが、一念発起して1番から全曲を弾いてみました。綺麗に纏めるところまでは到底無理なので、とりあえず譜読みだけ。それでも相当にしんどかったです。毎日1曲か2曲ずつ。電話帳のように分厚い楽譜、上下2冊丸ごとです。

 ベートーヴェンは生涯をかけて32曲のソナタを書きました。長い期間に渡って(前期1782年〜1802年 中期1803年〜1812年 後期1813年〜1827年)書かれたので、前期と後期では作風がかなり異なります。ベートーヴェンソナタの解説は専門書に任せることにしましょう。とてもこの欄には収まりません。

 短期間に集中して弾いて感じたこと。

  1. ベートーヴェンはとてつもなくパワフル。エネルギッシュ。
  2. 当然の事ながら、全曲全て違う。同じパターンは無い。1曲ごとに新しいソナタ様式に挑戦している。
  3. ベートーヴェンは粘着質。モティーフを少しずつ変化させながら「これでもか」と畳み掛けるように続く。職人気質の極致のようです。

 高校生の時に弾けなかった、21番ワルトシュタインの第3楽章最後のトリルは、悔しい事ですがやはり弾けない。10度が楽に届く手が無ければ無理!

 昨年は、短期間にガツガツと、味わう事も無く譜読みだけしたので、今年は1曲ずつ丁寧にさらってみたいと思います。

 外出自粛中、ピアノの友人と「シューベルトのあの曲が良いわよ」などと、レッスン室の楽譜の総ざらいをしています。彼女が「コロナの時にピアノがあって良かったわ」と言っていましたが、同感です。
 少しずつ譜読みをしていると、このちょっと窮屈な「新しい生活様式」の最中でも充分に楽しむことが出来ますから。

 

はるの音楽日記<N響定期>

 

 1月9日 N響のオーチャード定期演奏会に行きました。
ずっと「コロナ巣ごもり」をしていたので、本当に久しぶりの演奏会です。
7日に緊急事態宣言が発令されたタイミングで、どうしようか悩みましたが、チケットは既に12月に購入済みでしたので、思い切って行くことにしました。
感染予防対策はしっかりしており、入場者も半分に抑えてありました。

           《プログラム》
ベートーヴェンの交響曲第7番 指揮 渡辺一正
〜休憩〜
ソプラノ 森麻季でフランスオペラのアリアなど4曲

 お正月らしい、華やかで自由なプログラムです。(普通はいきなり交響曲から始めずに、短い序曲から始まります)
昨年はベートーヴェン生誕250周年でした。コロナでなければ、たくさんのベートーヴェン関連のコンサートやイベントがあるはずでしたが、残念ながらほとんどが中止に追い込まれました。
 交響曲第7番は躍動的なリズムが魅力の曲です。(「のだめカンタービレ」の曲でご存じかも)この曲を聴くと、気持ちが沈んでいる時もきっと元気になれる。その曲を新春コンサートに持ってきた、N響の気持ちが痛いほど分かります。個人練習ばかりで、なかなか合わせることが出来なかった昨年、団員は本当に辛かったと思います。
 指揮はベルトラン・ド・ビリーの予定でしたが、コロナの入国規制で来日できず、渡辺一正になりました。
 オーケストラが始まる前の独特のざわざわした感じ。舞台上で音出しをしている団員。
そして、オーボエのソロから始まりました。あぁ、生音のオーケストラだ\(^o^)/
配信じゃない、この音圧!欲しかったのはこれなのです。お客様も気持ちが盛り上がっているのが感じられます。(面白くない演奏会は、客席が冷えています)
幸せな音の波に漂っている間に、あっという間にベートーヴェンはおしまい。

 休憩後は人気も実力も兼ね備えたソプラノの森麻季です。昨年、コロナ自粛中に彼女が自宅から配信した動画「涙の流れるままに」「万聖節」はとても素敵でした。ママが歌っている後ろで、お子さんが寝転がってタブレットを見ているのです。なんて贅沢な!
 森さんが登場した瞬間、客席の空気が変わりました。歌姫は華やかな空気を作り出すのです。お客様が楽しんでいるのが伝わってきます。彼女の歌は4曲でしたが(ちょっと少なめですね)フランスオペラのアリアを聴く機会は少ないので楽しめました。透明感のある声ですね。私はピアノ弾きなので、コンサートはどうしてもピアノを聴くことが多いのですが、たまには歌も良いものです。
 ドキドキしながら行った演奏会ですが、やっぱり行って良かった!!!
コロナでしぼんでいた気持ちが、上がりました。これで今年も頑張れそうです(^^♪

 

はるの音楽日記<クリスマス会>

 

コロナの年に

コロナの第3波は予想通り手強いようです。

今年は発表会に代えて、6月27日に「勉強会」と言う形で、ささやかですが発表の場を設けることができました。
年明けから、練習を積み重ねていたのに、コロナのために様々な行事が中止になってしまい、生徒さんの気持ちは中途半端なまま...
緊急事態宣言中は、オンラインでレッスンを続けておりました。 緊急事態宣言解除後に「まさか空きは無いよね…」とフィリアホールの申し込みサイトを開いたら、ありました。土曜の夕方に1コマ空きが!!!!! 大急ぎで手続きして、会場を確保しました。

 会場内はしっかりと2メートルを計測し、ソーシャルディスタンスを保って、着席。
残念ながらお客様はお呼びせず、観客はご家族のみとしました。
生徒さんの演奏の他に例年はゲストの演奏や、山村先生と私の連弾がありましたが、見送り。その代わりに、私が音楽史を解説しながら演奏する「音楽史の授業」を行いました。
世界史と日本史の平行する年表を作成し、教案を練り、準備に時間がかかりましたが、我ながら良い授業ができたと思います。

 春から、様々なコンサート・イベントが中止となり、表現者は暗闇に閉じ込められた様な、閉塞感で押しつぶされそうです。アーティストは配信コンサートに活路を探していますが、mp3の圧縮された音ではなく、ライブ演奏の「音圧」に浸りたい!と渇望します。
音楽・絵画・演劇・スポーツ等々、確かにそれが無くても人間は生きて行けます。しかし先史時代、アルタミラの洞窟の絵の昔から、人は表現をしてきました。生物として生き延びる以上の何かを求める。それがヒトと動物の違いなのでは?
人を人たらしめているもの、それが表現すること、なのです。
コロナ巣ごもり中に、またいつかイタリアに行きたいと思い、イタリア語の勉強を始めました。音楽の言葉はイタリア語が多いので、「なるほど」と今更ながら腑に落ちることもたくさんあります。少しずつではありますが、学ぶことは楽しい!
コロナで良いこともありました。

皆様の日常が、少しずつ穏やかなものになりますように。

 
 

はるの音楽日記

 

先日の雪はすごかったですね!
昨年末のご報告をいたします。

2017年12月19
一年の締めくくり、クリスマス会です。

セシリア会では季節ごとに行事があります。春の発表会、夏のお楽しみ会(ソルフェージュ勉強会)、そして締めくくりのクリスマス会です。
 ビンゴやお菓子で、楽しいひと時をみんなで過ごしますが、実はミニ・コンサートがメインの行事なのです。
 
「みんなの前で弾く」
ミニ・コンサートでは現在練習中の曲、あるいは以前に仕上げた曲、または
クリスマスソングの連弾などを弾きます。今回はクリスマスソングの連弾が多かったですね。クリスマスソングの場合は発表会ほどの弾きこみはしません。集中して短期間で仕上げます。

 「お客様」(お友達)の前で弾いたり、お友達の演奏を聴く事で、自分が
練習している曲以外の曲に触れることができます。
自分の「引き出し」を増やす意味で、とても大切な事だと私は考えています。

ミニ・コンサートが終わったらみんなホッとした様子。
さあ、ジュースで乾杯! 今年のケーキは(いつも私が作ります)イチゴが大きくてみんなびっくりでした。
ビンゴの時は、高学年の方が小さい方の面倒を良く見てくれました。ビンゴの数字をパッと探すのは少し難しいのね。ありがとう(^O^)

 楽しい時間は時計の進むのが早いですね。お開きです。初めに「みんなでお片付け」の約束していますので、皆でざっと片づけをして終了。
クリスマス会、無事に終わりました♪
クリスマス会は、朝から家具の大移動をしたり、ケーキをデコレーションしたり、大変なのですが、皆さんが喜んで下さるのが励みです。

 

はるの音楽日記

 

草津国際音楽祭

8/21〜8/23

 久しぶりに草津音楽祭に行ってきました!
今年のテーマは「モーツァルトの奇跡〜過ぎゆく時を超えて」
コンサートを2つ、公開レッスンを1つ、マスタークラスのレッスンを2つ聴きました。根を詰めて聴くのはやめようと思ったのですがやっぱり欲張りました(*^_^*)

27日から天皇皇后両陛下の行啓があるので、県警と役場の職員が総出で、道路などをチェックしていました。
岡田博美のピアノのクラスは8人ほどの少人数で、少し遅れて入ると、ちょうどラベルのスカルボのレッスンをやっているところでした。
岡田クラスの受講生は小学生から私と同年配の方まで年齢層が広く、各自がレッスンに選んだ曲も多岐にわたり、興味深かったです。

草津でのレッスン聴講の醍醐味は、マエストロと言われる演奏家のレッスンを、至近距離で聴けることでしょう。「そこはこんな風に」とさらっと弾いて下さるのが、さらっと弾いているのに、もの凄くすてき。
たったの2小節が、とても「音楽」になっているのがさすがマエストロですね。
何が、その生徒の問題点か、何が不足で、何が過剰なのか。どうするとその問題点が解消するのか。最も問われているのは「あなたはどんな音楽を作りたいのか?」です。

2日目のコンサート、フルートのシュッツが素晴らしかった!嫌味なところが全くない心地良い音楽です。けれどマスタークラスのレッスンを聴くと、ビロードのように心地良い音楽を作るために、ガチンコの練習があることがわかります。

 27日、皇后陛下がヴァイオリンのヒンクとチャイコフスキーを演奏されたニュースが流れました。
ピアノを弾かれる皇后陛下のお顔は真剣で、いつもの穏やかな笑顔とはまた別の美しさがあふれていました。

音楽がお好きなお気持ち、が伝わってくる演奏でした。

 

クリスマス会

 

明けましておめでとうございます。
今年もセシリア会をよろしくお願いいたします。
昨年末のご報告をいたします。

クリスマス会
2016年12月22日

 一年の締めくくり、クリスマス会です。
今回は私がイタリアに行っていたので、いつもより少し遅い日程となりました。

セシリア会では季節ごとに行事があります。春の発表会、夏のお楽しみ会(ソルフェージュ勉強会)、そして締めくくりのクリスマス会です。昨年は全員が揃う日がなかったので、夏のお楽しみ会はできませんでした。残念!
ビンゴやケーキで、楽しいひと時をみんなで過ごしますが、実はミニ・コンサートがメインの行事なのです。

「みんなの前で弾く」
ミニ・コンサートでは現在練習中の曲、あるいは以前に仕上げた曲、または
クリスマスソングの連弾などを弾きます。

 「○○です。△△を弾きます」と自分でアナウンスして弾きます。
新入生でまだ「お客様」の前で弾くのはちょっと…の方は自己紹介だけします。
すぐ目の前に「お客様」がいるので、照れてちゃんと言えなかったり、お友達とおしゃべりしてしまったり、上手な演奏に思わず「うわ〜 すてき!」と心打たれたり、いろいろあります。

 「お客様」の前で弾いたり、お友達の演奏を聴く事は自分の「引き出し」を増やす意味で、とても大切な事だと私は考えています。

ミニ・コンサートが終わったらみんなホッとした様子。
さあ、ジュースで乾杯! 今回は大人数だったのでケーキを2つ作りました。
ビンゴの時は、高学年の方が小さい方の面倒を良く見てくれました。
ありがとう(^O^)
楽しい時間は時計の進むのが早いですね。お開きです。初めに「みんなで片付け」のお約束していますので、皆でざっと片づけをして終了。
今年のクリスマス会も無事に終わりました。
クリスマス会は、プレゼントを買い集めたり、ケーキをデコレーションしたり、家具の大移動をしたり、発表会の次に大変なのですが、皆さんが喜んで下さるのが励みです。またやりましょうね♪

 

はるの音楽日記

 

9月13日(日) オペラシティホール
横山 幸雄
Beethoven Plus,Vol.3
朝10時半から16時半までの6時間 長丁場!

バッハ     イタリア協奏曲
バッハ     6つのプロイセンソナタ
ハイドン    ソナタ 第60番
モーツァルト  ソナタ 第13番 
ベートーヴェン ソナタ 第5番〜第12番 (合計8曲)
ショパン    華麗なる変奏曲
フォーレ    主題と変奏 嬰ハ短調
シューマン   交響的練習曲

アンコール   モーツァルト きらきら星変奏曲
全5部構成 途中休憩あり

すごいプログラムです。
友人が発熱で行けなくなったため、急遽チケットが手に入りました。
あまりの長丁場なので、自分では取らなかったでしょう。
まずは、代々木駅でチケットの受け取り。初めのスカルラッティが聞きたかったのですが、ベートーヴェンから。
濃いプログラムですが、1時間弾いて20分休憩 という構成なので、意外に疲れません。これだけ長いと2楽章はウトウト(-_-)zzz 3楽章で気を取り直してまた聴き始める といった感じ。
ベートーヴェンのソナタを番号順に連続して聞くことはまず無いので、とても面白かったです。
最後のシューマン 交響的練習曲(「練習曲」のタイトルがついているが実際は12の変奏曲)は大好きな曲で、終曲・第12曲は「ブラヴォー!」
弾いている本人ものりに乗ってる感があり、すばらしかった!

 最近仕事が立て込んでいて、よろよろと行ったのですがとても楽しめたし、エネルギーをもらいました。
横山幸雄は初めて聴きました。いま日本で実力人気ともに兼ね備えたピアニストの一人です。「辻井伸行の先生」でもあります。
ピンチヒッターでコンサートに行く楽しみは、自分のテリトリー以外のアーティストと出会う事。食事と同じで、自分の作るメニューは代わり映えがしませんが、友人と一緒に食べる時は、シェアしたり知らないメニューに挑戦したりしますよね。声をかけてくれたOさんに感謝です。ありがとう(*^。^*)

 

はるの音楽日記

 

昨年後半の演奏会です。

小山 実稚恵
11月29日(土) オーチャードホール
24回連続リサイタルの18回目

スカルラッティ ソナタ 嬰ハ短調
スカルラッティ ソナタ ホ長調
シューマン   8つのノヴェレッテンより 1・2・4・8番
休憩
ショパン    スケルッツォ 第2番
ショパン    バラード 第1番
アルベニス   組曲「イベリア」より「エボカシオン」
アルベニス   組曲「イベリア」より「エル・ブエルト」
リスト     エステ荘の噴水
ドビュッシー  版画より「グラナダの夕暮れ」
ドビュッシー  喜びの島

アンコール   アルベニス・グラナドス・リスト

6月の第17回は父の入院で見送り、1年ぶりとなりました。(勿論チケットは取ってあったのですが、半年前に取るので、泣く泣く流すこともあります・・・)
小山さんのリサイタルは他では聴くことの少ない曲、今回で言えばアルベニス、が取り上げられるので、時間を割いて毎回足を運びます。

 小品の並ぶプログラムですが、中身はとても濃いです。
どれも、素晴らしかったですが、私はシューマンが良かったかな。それとアルベニス。このプログラムの中だと「異国情緒」を感じさせます。ショパンはあんなに速くなくても良いのに!
今回は友人Sさんと行ったので、楽しさも2倍でした。一人でゆっくり聴くもよし、友人とあれこれ「論評」しながら楽しむもよし。演奏会の楽しみ方は一つではありませんよね。

小林 道夫
12月23日(火) 津田ホール

毎年恒例のゴルトベルク変奏曲の演奏会。
やっとチケットを取ったのに、インフルエンザに罹ってしまいました。
予防注射をしていたのに・・・
インフルなので誰かにチケットを渡しに外出することもできません。涙をのんで、チケットを流しました。今年こそはゴルトベルグ、行くぞ!

 

クリスマス会

 

明けましておめでとうございます。
今年もセシリア会をよろしくお願いいたします。
昨年末のご報告をいたします。

クリスマス会
2014年12月16日

 一年の締めくくり、クリスマス会です。
季節ごとに、春の発表会、夏のお楽しみ会(ソルフェージュ勉強会)、そして締めくくりのクリスマス会です。
ビンゴやケーキで、楽しいひと時をみんなで過ごしますが、実はミニ・コンサートがメインの行事なのです。

「みんなの前で弾く」
ミニ・コンサートでは現在練習中の曲、あるいは以前に仕上げた曲の中から、好きな曲を自分で決めて弾きます。
「自分で決める」のがポイントです。
「少し前に仕上げた曲だけれど、大好き」「絶対に安心な曲」「まだ譜読みができていないけれど、好きな曲だから」選曲の理由はそれぞれ違います。
もちろん多少のアドヴァイスはしますが、選曲は生徒さんにお任せしています。

 「○○です。△△を弾きます」と自分でアナウンスして弾きます。
すぐ目の前に観客がいるので、(緊張から)照れてちゃんとアナウンスできなかったり、ハイテンションでお友達とおしゃべりしてしまったり、上手な演奏に「うわ〜 きれい!」と心打たれたり、いろいろあります。

 いつもと違うシチュエーションで弾いたり、お友達の演奏を聴く事は自分の「引き出し」を増やす意味で、とても大切な事だと私は考えています。

ミニ・コンサートが終わったらみんなホッとした様子。
お待ちかねのビンゴタイムです。今回は1等の賞品に「アナと雪の女王」のカレンダーを入れたので、かなりヒートアップしました(*_*)
「せんせー!64が無いっ!!」そうね。読み上げた数字が全部自分のカードにないのが、ビンゴの面白いところなのよ。

楽しい時間は時計の進むのが早いですね。お開きです。みんなで協力してざっと片づけをして、一人ずつお家に送り届けて、終了。
今年のクリスマス会も無事に終わりました。
プレゼントを買い集めたり、ケーキをデコレーションしたり手間はかかるのですが、皆さんが喜んで下さるのが励みです。またやろうね♪

 

はるの音楽日記 <晩秋>

 

ウィーン弦楽四重奏団
2014年
11月21日(金) フィリアーホール

ハイドン     弦楽四重奏曲   第77番 「皇帝」
モーツァルト  弦楽四重奏曲   第19番 「不協和音」
休憩
シューベルト  弦楽四重奏曲   第14番 「死と乙女」

ウィーン弦楽四重奏団はウィーンフィルのメンバーで構成された、創設50年になる豪華なメンバーの四重奏団です。

第1ヴァイオリン= ウェルナー・ヒンク      元コンサートマスター
第2ヴァイオリン= フーベルト・クロイザマー  1st vn 首席奏者
ヴィオラ     = ハンス・ペーター・オクセンフォファー      ヴィオラ奏者
チェロ      = フリッツ・ドレシャル     チェロ首席奏者

ね、すごいメンバーでしょ?
「涙のラストツアー」と銘打った、今回の日本ツアー。「解散するの!?」と
驚きましたが、そうではなくて、「ツアーはお終い」のようです。みんな高齢になりましたものね。日本ではもう聴けない、のですね。
草津音楽祭で、ヴァイオリンのヒンクのレッスンを何度も聴講しました。
ヒンク先生は(他の先生も皆、そうですが)とてもパワフルです。
朝9時から12時過ぎまで、ほとんど休憩なしで、学生に稽古をつけます。
音楽に対する情熱に圧倒されます。学生が弾くとつまらない(つまらなくなってしまう)フレーズが、先生が弾くとめちゃくちゃに素敵なフレーズになる。
たった4小節(いえ、たったひとつの音に)に命が宿るのです。

 さて、コンサート。
1曲目「皇帝」は、やや硬い演奏。そして、ごめんなさい、私は爆睡(-_-)zzz
2曲目「不協和音」から、エンジンがかかってきました。
休憩後の「死と乙女」は圧巻。この曲は彼らの「おはこ」なのですね。レコードはいくつも賞を取っています。
本当にぴったり息の合った、気持ちの良いアンサンブルでした。

 

はるの音楽日記 <秋>

 

戸山 啓介
2014年
9月6日(土) サントリーホール

モーツァルト  ロンド イ短調K.511
モーツァルト  ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付」
ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 op.13「悲愴」
休憩 
リスト     愛の夢 第3番
リスト     ピアノソナタ ロ短調

都合が悪くなった友人からいただいたチケットで、急遽行くことに。
久しぶりのサントリーホールでした。
戸山啓介は若手のピアニスト。最新CD「展覧会の絵」はレコード芸術の特選盤に選出された実力派です。
自分だったら、絶対に選択しない席(RA席・ピアニストの正面になり、高音が左側から聴こえるので、ピアノ弾きとしては違和感が強い)でしたが、まあそれは贅沢な注文として・・・
FAVORITE PIANO SONATAS と題したコンサート。前半はお馴染の曲が並びます。こうした定番曲は難しいです。誰もが良く知っている曲は、かなりレベルの高い演奏をしても、なかなか心を突き動かされる所まで行かない。勿論良い演奏でしたけれど。

 休憩の後、後半が始まる時に思いがけないことが!皇后陛下がお出でになられたのです。2階正面が6席位空いていたのは、このためだったのですね。
聴衆のほとんどがスタンディングオベーション。会場の空気が一気に熱くなり、その熱気をはらんだまま、リストが始まりました。万雷の拍手がすっと消えて「愛の夢」が始まり、そしてソナタ。普通のソナタと違い30分にもおよぶ単一楽章の大曲。渾身の演奏です。ブラヴォー!
演奏会がCDと違うのは、こうした「化学反応」が起こる事です。
皇后陛下は丁寧に何度も「お手振り」をなさってお帰りになりました。そのご様子に一同、また感激。

チケットを下さったOさん、ありがとう!良い音楽会でした。

 

夏のお楽しみ会

 

8月26日

涼しくなりましたね。
35度超えの日々がうそのようです。
「今日で夏休みはおしまい」のこの日、夏のお楽しみ会をしました。

成長を実感(^o^)
始めは、グループレッスンで、ソルフェージュをしました。
進度が違うので、各々違う課題をします。
みなさん丁寧に取り組んで、きちんと課題を片付けていました。
今回嬉しい驚きだったのは、6年生が「さすが!」の速さで、正確に美しく、
楽譜を書いていたこと。そして3年生のお一人がとてもきれいに楽譜が書けるようになったことです。
他の方も含めて、みんなどんどん成長しているんだなぁ、と感じました。
ソルフェージュの最中はカメラのシャッターまで手が回らず、様子をお伝えできなくて残念です。

ソルフェージュのあとは、お楽しみ会(*^_^*)
トランプやウノなどで真剣勝負!豪華賞品(?)もありました。

スイカに焼きそば、お菓子もいろいろ。この日は寒くてアイスまで手が回りませんでした。
後片付けは全員がお手伝いしてくれて、大助かり。
お楽しみ会が終わると、夏も終わり。ちょっと寂しいけれど、これから秋の
音楽シーズンの始まりです。

実家の父の具合が良くないので、コンサートのチケットを取るのに躊躇しますが、秋には音楽会に行きた〜い!!!

 

はるの音楽日記 <早春>

 

東京ブラスオルケスター 第8回定期演奏会

3月16日(日) 浅草公会堂

L.バーンスタイン キャンディード序曲
A.ボイセンJr I am
G.ガーシュイン パリのアメリカ人
佐橋俊彦 編 メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード
A.ハチャトゥリアン バレエ組曲「仮面舞踏会」よりワルツ
久石譲 オリエンタル・ウィンド
 
Etc.

 上手です!どの曲もまとまった良い演奏会でした。

開場前から、浅草公会堂の大ホールは長い行列ができていました。
ほぼ満席のお客様。すごい集客力ですね。
 身内が多いとは言え、お客様が演奏会を楽しみにしている気持ちが伝わって
きて、良い雰囲気でした。

 東京ブラスオルケスターは、娘夫婦が参加していた吹奏楽の団体です。
2005年に創設され、社会人や学生を中心に構成されています。

 定演を8回も続けるのは、大変な事です。
学生の団体ならともかく、社会人が仕事をしながら演奏活動をするのは
相当な情熱がないと続きません。
なにしろ、週末がすべて練習でつぶれますから。
 団員の皆様は、中学のブラバンから始めて、20年位続けているのでしょう。
永遠に「部活中」なのね(*^_^*)

 ピアノは一人の事が多いのですが、オケやアンサンブルなど「合わせる」
楽しさは格別で、この楽しさを知ってしまうと、すっかりはまってしまいます。
  楽しいパワーをいただいた演奏会でした。

演奏会の帰り、うん十年ぶりに浅草寺をお参りしました。ここでもエネルギーをいただきました。発表会にむけて、がんばらなくちゃ♪

 

 

発表会のお知らせ

 

第21回セシリア会ピアノ発表会 

日時 6月15日(日) 15時開演(予定)
場所 青葉台東急スクエア フィリアホール リハーサル室

 桜の便りが届き始め、春らしくなってまいりました。
今年も発表会を開く運びとなりました。
 皆、本番に向けて順調に仕上がって来ています。どうぞ聴きにいらして下さいませ。
 今年はゲストにフルートの小野口智華さんをお迎えします。

最後にいつもの全員合奏をします。OB・OGの方のご参加をお待ちしています!

 

はるの音楽日記 <冬>

 

エリック・ハイドシェック
2013年
12月1日(日) 海老名市民会館ホール

ヘンデル ヘンデルとバッハによる5つのプレリュード
ハイドン ピアノソナタ第58番ハ長調
モーツァルト アダージョ
ベートーヴェン ピアノソナタ第5番ハ短調
6つのバガテル
ドビュッシー 前奏曲集〜「四季」
 枯葉
 雪の上の足跡
 ヒースの茂る荒れ地
 亜麻色の髪の乙女

77歳の巨匠ハイドシェック、最後かもしれないとチケットを取りました。

以前、草津音楽フェスティバルで、レッスンを聴講して大ファンになりました。
マエストロはある年、レッスンの後に、翌日が本番のシューマンのピアノ協奏曲を友人の若い指揮者と練習し始めました。「君、セカンド弾いてくれたまえ」
という感じで。
めったに遭遇できる場面ではないので、かじりついて聴いてしまいました。
とても楽しそうに弾いていらしたのが、印象的でした。

さて今回のプログラム。「もう、自分の好きなものだけ弾く」なのでしょうね。
集客向けのプログラムではありません。
さすがのマエストロもちょっと怪しい場面があり、年齢には勝てないのだなと少し悲しくなりました。が、それを補って余りあるほど、音楽を愛する気持ちが伝わってきて、とても幸せな気持ちになったのです。
機械のように正確なテクニックで「お上手」。でも何故か、聴く人を緊張させ
「幸せな気分にならない」演奏があります。ハイドシェックの演奏はそれの対極にあるという事です。

 郊外の海老名で良いコンサートに出会いました。

 

はるの音楽日記 <冬>

 

ウィンナー・ワルツ・オーケストラ
1月5日(日) みなとみらい大ホール

J.シュトラウス2世 皇帝円舞曲              
雷鳴と電光
美しき青きドナウ
リスト ハンガリー狂詩曲
ブラームス ハンガリー舞曲第1番
  ほか

今年の初コンサートです。たまたまレッスンがキャンセルになったので急遽行くことになりました。

今年で15年連続の公演とのこと。ファンも多いのでしょうね。
指揮者・小さなオーケストラ・ダンサー4名・ソプラノ歌手の編成です。
皇帝円舞曲では、オケの演奏をバックに、ダンサーが踊る といった感じです。歌あり踊りありで、お正月らしい楽しいコンサートでした。

職人だなぁ、という感じです。お客様を楽しませることに徹しているのです。
少々嫌味な言い方になりますが、心地よい音楽を分かりやすく提供する、と言ったらよいかな?
1月3日から19日まで、日本縦断で14公演もするのです。
昼夜2公演の日もある。すごいでしょ!!
繰り返し同じ演奏をしても、お客様を楽しませ、笑わせ、幸せな気持ちにして、「ああ、楽しくて良いお正月だったわ」と帰っていただく。
プロの仕事ですね。

この日の公演では、日本人のハーピストが出演していて( Kana Matsumoto
彼女の演奏も良かったです。

 

クリスマス会

 

明けましておめでとうございます。
今年も元気なセシリア会で行きましょう!
昨年末のご報告をいたします。

クリスマス会
2013年12月17日

1年の締めくくり、クリスマス会です。
季節ごとに、春の発表会、夏のお楽しみ会(ソルフェージュ勉強会)、秋のハロウィンパーティー(同じくソルフェージュ勉強会)と来て、締めくくりのクリスマス会です。
もちろん、楽しいひと時を皆さんと過ごすのが目的ですが、大騒ぎをするのが主眼ではありません。ミニ・コンサートがメインの行事だという事をどうぞお忘れなく!

 「みんなの前で弾く」
紙のプログラムは作りませんので、「○○です。△△を弾きます」と自分でアナウンスして弾きます。
ミニ・コンサートでは現在練習中の曲、あるいは以前に仕上げた曲の中から好きな曲を自分で決めて弾きます。
すぐそこに観客がいるのは、ちょっと緊張します。
発表会のように難しい曲に挑戦しているわけではないのにね。
弾いている人は、一所懸命に取り組んでいるのですから、聴く人も静かに耳を傾けて欲しいものです。
普段のレッスンでは、自分の前後の方が弾く曲しか耳にしません。
レパートリーを増やす意味でも、お友達の演奏を聴くことはとても大切なのです。
「ハンドベル」
ミニ・コンサートの最後に、今年は新しい取組みとして、全員でハンドベル演奏をいたしました。曲は「ジングルベル」
一人一つのベルを担当しての演奏です。レッスン中は全員で練習できませんので、全員揃っての練習は、当日のみです。うまく行くかな?
結果は・・・大成功(^o^)/ やったね!

ミニ・コンサートが終わったら、お待ちかねのケーキとビンゴの時間です。
ビンゴは大盛上り。大興奮。大混乱。熱くなります。
昨年の秋、同窓会バザーのビンゴ大会に参加して良く分かりました。大人でも熱くなるものなんですね。

 楽しい時間は、時計の針が進むのが早いです。お開きです。お名残惜しいけれど、皆でざっと片付けをして一人ずつ送り届けて、終了。
今年のクリスマス会も無事に終わりました(*^_^*)

 
 

はるの音楽日記 <晩秋>

 

小山 実稚恵
11月16日(土) オーチャードホール

24回連続リサイタルの16回目

ベートーヴェン=リスト 交響曲第6番 田園

ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ショパン ポロネーズ 第2番
ショパン ポロネーズ 第5番
シャブリエ 絵画風の小曲集より第6曲 牧歌
ヴェルディ=リスト リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
   
アンコール チャイコフスキー 四季より 10月のうた
シューベルト 即興曲 作品142-2
ショパン 英雄ポロネーズ

今回の目玉は何と言っても、前半の「田園」でしょう。
まず他では聴くことのできない貴重な曲目です。交響曲「田園」のピアノ版。
ピアノだけでオーケストラをどう表現するのか。興味津津でした。
すごいですね。圧倒されます。演奏する小山さんももちろん素晴らしいのですが、こんな編曲をするリストってすごい。同じ人間とは思えません・・・

集中して聴くとぐったり。ピアニストのエネルギーに圧倒されるのでしょうね、小山さんのリサイタルは、他では聴くことのできない曲が取り上げられるので、時間を割いて毎回足を運びます。

 どれも、素晴らしかったですが、私はアンコールのシューベルトが良かったかな。渾身の演奏の後、しっとりとした小品が心に沁みました。

私事ながら、来年3月9日(日)藤が丘サンモスパーでのコンサートにご依頼をいただき、現在練習中です。今回はソプラノ・フルート・ハープとのコラボです。是非いらして下さい。曲目等はまたアナウンスいたします。

 

ハロウィンパーティー

 

10月29日
 
生徒さんのリクエストにより、久しぶりにハロウィンパーティーをしました。
以前は行っていたのですが、しばらくお休みしていたのです。
今回のミッションは、ハロウィングッズを一つ身につけること。

「お楽しみ」はお勉強の後に

いつものように、始めはグループレッスンで、ソルフェージュをしました。
各々進度が違いますので、一人ひとり違うプリントや、ワークブックをします。

楽譜を読む(弾く)時は自然にできていても、楽譜を書くとなると???になる事がありますよね。何から書き始めるのかな?そうです。音部記号(ト音記号唐ネど)からです。音部記号なしで音符だけ書くと、基準となる音がわからないので、困るのです。ちなみにト音記号は、ソの音(G音)の譜表上の位置を指定する記号です。楽譜は全部言葉で説明書きすると、読むのが大変なので、色々な記号を使って、一目で分かるように書いてあるのです。読んで書けると完璧ですよ♪

ソルフェージュのあとは、お待ちかねのパーティー(*^_^*)
今回はワンピースのウノで真剣勝負!
なかなか勝負がつかず、熱くなりました。

私はハロウィンなので、かぼちゃのタルトを作りました。タルト台から作ったので二日がかりでした。努力の甲斐あって好評でした\(^o^)/
今回、お菓子と飲み物は持ちよりをお願しました。御協力ありがとうございます。
後片付け、ゴミの分別など、みんなでお手伝いしてくれて大助かりでした。
お帰りはお送りしたのですが、車の中でも大興奮は続き・・・

次にみんなが揃うのはクリスマス会ですね。

お楽しみに!
 

夏のお楽しみ会

 

7月30日 

猛暑ですね!
高温注意報には驚きました(>_<)

夏休みに入り1週間ほどのこの日、夏のお楽しみ会をしました。

「お楽しみ」はお勉強の後に
始めは、グループレッスンで、ソルフェージュをたくさんやりました。
各々進度が違いますので、一人ひとり違うプリントや、ワークブックをします。
30分位の予定でしたが、みんな集中していたので、1時間近くがあっという間に過ぎました。
楽譜を読む(弾く)時は自然にできていても、改めて文章で問われると「?」になる事がありますよね。このへんをキチンと押さえておくと、中学の筆記テストが楽になります。
あっ〜!音符の書き方は、棒からじゃなくて、たまからですよ♪

ソルフェージュのあとは、お楽しみ会(*^_^*)
二人ずつのチームに分かれて、トランプやウノなどで真剣勝負!
最後に、豪華賞品(?)もありました。
スイカに焼きそば。アイスまで手が回らなかったので、おもたせに。
後片付け、ゴミの分別など、全員がお手伝いしてくれて大助かりでした。
今回はお迎えをお願いしたのですが、お迎えが早いとしょんぼりになってしまい、かわいそうな事でした。
次回は終りの時間をもう少し遅くしますね。

欲しいのはその一音なり夏の朝  はる
田奈中吹奏楽部、今年も県大会へ駒を進めました。朝からの練習はまだまだ続きます・・・
私も練習しなくちゃ。

 

七夕かざり

 

7月2日 

今年はレッスン日が七夕と離れていましたので、七夕飾りだけ行いました。
この日は晴れで、「ふたりはデートできるんだよ」とおしゃまなご意見が(*^_^*)

***** お願い事のいろいろ *****

☆ サンタさんがきますように (まだちょっと早いな〜)
☆ AKBかほいくえんの先生になりたい(今どき女子の憬れなのね)
☆ みんながいつまでも幸せに暮らせますように(本当にそうですね)
☆ トイプードルのほんものがほしいです (かわいいですよね)
☆ トップデザイナーになって自分のブランドができますように(夢は大きく!!)
☆ 漢字がうまくなれるように(今もとても上手ですよ) 
☆ かっこいい曲がひけるようになれますように(先生とガンバだね!) 
                                    etc.
みんな一所懸命考えて書いてくれました。ありがとう。
みんなのお願いがかなうと良いですね (^o^)/
7月末に「夏のお楽しみ会」を行う予定です。どうぞお楽しみに!

 

発表会のお知らせ

 

今年の冬は寒さが厳しかったですね。でも、梅が咲きはじめました。
春がもうそこまで来ています。

発表会のお知らせを申し上げます。

セシリア会ピアノ発表会は、今回第20回を迎えます。皆様のお力添えで長く続けて来られたことに、感謝いたします。
久しぶりに日曜日が当選しました\(^o^)/

今回はゲストにソプラノの内野史子さんをお迎えしています。

日時     2013年5月12日(日)13:30開演(予定)

場所     フィリアホール リハーサル室
        青葉台東急スクエア5階

 

夏のお楽しみ会

 

8月7日 

金木犀の香る爽やかな季節となりました。
原稿を書いておきながら、アップできないでいました!

夏休みに入り、連日の真夏日に少々くたびれたこの日、夏のお楽しみ会をしました。 
「お楽しみ」はお勉強の後に。
始めの1時間は、グループレッスンで、ソルフェージュをたくさんやりました。
各々、進度が違いますので、一人ひとり、違うプリントや、ノートをします。
通常のレッスンでは、ゆっくり書く時間が取れませんので、この日はじっくりとやりました。
譜読みや楽典など、「書く」ことで、より理解が深まります。漢字がそうですよね。読めるけど、書けない字。結局手を動かすことで、身につくことが多いのだと思います。みんなはクイズ感覚でどんどん解いて行きます。
おっと!音符の書き方、棒からじゃなくて、たまからですよ。

ソルフェージュのあとは、お楽しみ会(*^_^*)
二人ずつのチームに分かれて、オセロなどで真剣勝負!
ババ抜きには、豪華賞品もありました。
おやつに、アイスにスイカに焼きそば。先生の家はお祭りの屋台か!?
お腹もポンポコリンになったところで、お開き。
後片付け、ゴミの分別など、全員がお手伝いしてくれて大助かりでした。
一人ずつお家に送り届けて、さよならです。

生徒さんは、いつもは自分の前後の方としか、コンタクトがありませんから、みんなと触れ合える、このような時間はとても大事だと思います。
遊んでいるようで、「学び合い」の場になっているのではないでしょうか?

「先生はどうして浴衣なの?」全員に聞かれました。だって「夏のお楽しみ会」
ですもの。雰囲気を盛り上げなくちゃ、ですよ(*^。^*)

 

 

 

 

はるの音楽日記

 

7月12日

7月と言えば、七夕。今回はレッスン日と離れていたので、七夕まつりはしませんでしたが、短冊にお願い事を書いて、笹飾りをしました。

 ご紹介しましょう。

♪ うさぎがかえますように
♪ おうちの中でねこがかえますように
♪ もっとピアノが上手になれますように
♪ クロールを50メートルおよげるようになりたい
♪ むずかしい曲がひけるようになれますように
♪ 流れ星を見れますように
♪ コンクールで全国に行く

どうか、全部、叶えられますように!!

7日はあいにくの雨でした。今週のレッスンの時にはこんな言葉が。

「今年は織り姫と彦星はデートができなくて、来年まで待たなくちゃ、なんだよ。かわいそう・・・」

今どきのお子様も。けっこうロマンティックなのね。

8月に夏まつりを開く予定です。お楽しみにね!

 

 

はるの音楽日記 夏

 

 Glee
私のイチオシ海外ドラマです♪

教育テレビで、土曜の夜 10時55分から放送中
(オリンピックのため、変更あり)
寝る前に何気なくチャンネルザッピングしていたら、あら面白い!!

番組HPから紹介すると・・・
『高校合唱部員たちと顧問教師ウィルの奮闘を描くミュージカルコメディ。ドラマで歌われる楽曲は70年代ポップスから最新ヒット曲まで世代を超えた名曲が満載』 2年連続でゴールデングローブ賞を受賞しています。

 
合唱と言っても、整列して歌う、合唱コンクールのあれではなく、ショー・クワイヤーです。(ミュージカルと思って下さいな)
もちろんちゃんとドラマはあり、田舎のしょぼい合唱部が、抜群の歌唱力とダンスパフォーマンスで、全国大会を目指すお話。敵役、チアー部のスー先生の妨害工作あり、恋物語あり、波乱万丈です。

 ストーリーにピタッとはまった楽曲が使われているので、とても素敵です。
大笑いして、でも音楽って良いなと思います

現在放送中のシリーズは、あと5回で終了予定。

  騙されたと思って、是非一度ご覧になって下さいね。
 

第19回セシリア会ピアノ発表会 無事終了!

 

 みんな良く頑張りましたね(*^_^*) おめでとう♪
そしてお家の皆様のご協力、本当にありがとうございました。

セシリア会として、単独の発表会もおかげさまで回を重ね、第19回となりました。これも一重に皆様のご支援の賜物と感謝の気持ちでいっぱいです。

お家と違って、聴衆の前で弾くのは緊張するものです。特にリハーサル室は
お客様がすぐ近くにいらっしゃるので、舞台よりも緊張するかも知れませんね。

 上手に弾けて「やったー!」の方も、いつもは決して間違えない所でつまずいてしまい「しょんぼり・・・」の方も、悲喜こもごもですが、長い時間をかけて、一つの曲にじっくり取り組み、掘り下げた日々は、必ず「地力」となり、
次へとつながっていきます。決して無駄な努力ではないのです。

発表会は、いつも1月末くらいから準備に入ります。
私の方針として、選曲はまず、生徒さんの希望を訊ねます。特に希望する曲が無い時は、何曲か私が選んでおき、実際に弾いてその中から「どれが好き?」と選んでいただきます。
「モーツァルトの○○が弾きたい!」みたいな明確な希望がない場合は、このように、最終的には生徒さんの意思で決定していきます。
1回のレッスンでドンピシャリ決まる時もあれば、2.3回かかる時もあります。

 誰でもそうですが、好きな曲ならばモチベーションが上がり、嫌いな曲ならば下がります。私が子供の頃も当然そうでした。

 セシリア会の選曲方法は手間がかかりますが、その方に合った選曲をするために「今年はこの曲を弾いてね」という、先生が一方的に決める方法は避けているのです。

みんなの希望、「すてきで、かっこよくて、簡単な曲〜♪」
残念ながら、そんな虫のよい曲は、めったにありませんのよ!

 でも、ご希望をかなえるべく、先生は楽譜棚をごそごそ発掘するのです。

 今年のアンサンブル・セシリアは、フルートの小野口智華さんをお迎えして、
フルート・クラリネット・ピアノのアンサンブルをいたしました。
フルートのゲストは久しぶりで、その華やかで、明るい音色は演奏していて、とても気分が揚がりました。「楽しい音楽の時間」でした。

 来年、セシリア会発表会は第20回を迎えます。
「第20回 記念発表会」として、OG・OBのご参加も募り、楽しい音楽会にしたいと企画を練っております。
 是非、皆さまとまたフィリアホールでお目にかかれますように♪

 

はるの音楽日記 <冬>

 

小山 実稚恵
1月28日(土) オーチャードホール

24回連続リサイタルの12回目

シューマン   パガニーニの奇想曲による練習曲から
ラフマニノフ  前奏曲集より 6曲

ショパン    ショパン12の練習曲より 6曲
ラフマニノフ  練習曲集「音の絵」より6曲

アンコール   リスト    ため息
ラフマニノフ 鐘 ヴォカリーズ

 小山実稚恵のリサイタルに通い始めて、もう5年位になるでしょうか。
「聴く」ことが疲れるようになって来ました。ボーっと、何となく聞くのではなくて、集中して聴くとぐったり。ピアニストのエネルギーに圧倒されるのでしょうね、きっと。でも、素敵な演奏だからまたチケットを取るのですが。

 今回はオーチャードホールのリニューアル工事が入ったので、いつもの11月が1月に。
オーチャードホール、綺麗になっていました。でも全くバリアフリーではない。そもそもの構造上、無理なのでしょうね。
どれも、素晴らしかったですが、私は後半のラフマニノフの練習曲集が良かったかな。渾身の演奏に圧倒されます。第5曲は密かに練習中。いつ仕上がることか。

 しかし!1区切りごとに「ブラヴォー!」を叫ぶ人が・・・ きっとご熱心なファンなのでしょうが、もうちょっと余韻を聴けないものかしら?

 

洗足学園音楽大学 打楽器アンサンブル 第32回定演
12月23日 洗足学園大学 前田ホール

 

 我が教室卒業生のNさんの定演です。
小学生の生徒さん2人と聴きに行きました。小学生はコンサートデビューです。ちょっとドキドキしながらホールに向かいます。何しろ「夜のお出かけ」ですもの。当日は補助席が出るほどの大盛会。まず席を確保しなくちゃ。

 音楽を聴くだけならCDでもOKです。生のコンサートに行く楽しみは、行く前から始まります。チケットを取ったり、待ち合わせ時間を決めたり、女の子なら「何を着ていこうかな」もあります。大人だったら食事はどこにしようとか。そして生の醍醐味は演奏と聴衆が化学反応をおこす事です。

洗足の打楽器科は熱い!その熱さに聴衆もどんどん巻き込まれて行きます。
民族打楽器アンサンブルの演奏中、指導教授のハーディ先生がカスタネットで途中から参加。その途端に音楽が変わったのです。すごい!Mr.ハーディ!
 もっとすごいのは、「音楽が変わった」のを生徒さんも感じたこと。
これは、決してCDでは味わえない、ライブならではの面白さなのです。

 どのアンサンブルも熱演で、終演は9時を回りました。
4年生はこれが最後のステージ。最後の曲を演奏しながら、涙ぐんでいる様子が
窺えて、こちらもほろっとしてしまいました。
 でもね、音楽は一生なのよ!今日でお終いじゃない!

 低学年のお二人だったのですが、楽しめたようで、私もほっとしました。
また、コンサートに行きましよう。そしてエネルギーをもらいましょう。

 

クリスマス会 2011年12月20日

 

 1年の締めくくり、クリスマス会です。
忙しいなぁ、この時期の行事は・・・と思うのですが、この時期でなければ
クリスマス会じゃありませんものね!
 プレゼントなどを買い集めたり、飾り付けのクリスマスグッズを雑貨屋さんで探したり、12月初めから少しずつ準備が始まります。だんだん気持ちが上がってきます。

 恒例のケーキ作り。皆さんのご意見で、今回はショートケーキのデコレーションをしました。
 小学生も包丁を持って、イチゴをスライスしたり、生クリームを泡立てしたり、エプロン姿も凛々しく、「調理実習」です。最後に、切り分けた自分の分にチョコレートのプレートを乗せて記念撮影しました。

 ミニ・コンサートでは、現在練習中の曲、あるいは最近「まる」になった曲を弾きます。至近距離、すぐそこに観客がいるのは、ちょっと緊張します。
 ものすごい難曲に挑んでいるわけではないのにね。
ピアノの練習は常に自分の内面と対峙しているので、他者に向かって解放するのは大事な事だと思います。
 16小節の短い曲でも、自分と向き合って作り上げたなら、それはその方の「作品」です。作品を作って、発表する。なんだか作家みたいですよね。
そうです!ピアノを弾くって、とても創造的な作業なのです、

 中学生のIさんは、忙しい中、連弾の曲を練習きてくれて、ジャズアレンジの「ジングルベル」で最期を飾ってくれました。

 今回のゲームはやはり皆さんのご意見で、オセロをやりました。じゃんけんで組み分けしての対戦方式です。
 オセロもまた白熱しました。最後に石の数を数える時のドキドキったら!
ちょっと余談。「オセロ」は1973年に日本で発売されたゲームです。同じゲームはイギリスにありますが(リバーシと言う)「オセロ」の名前での発売は日本なのだそうです。

 楽しい時間はあっと言う間。お開きです。お名残惜しいけれど、皆でざっと片付けをして一人ずつ送り届けて、終了。
 今年のクリスマス会も無事に終わりました(*^_^*)

みんな楽しそう
 

ニューイヤー・コンサート無事終了

 

1月15日(日) 
藤が丘スタジオ サンモスパーB1
尺八 田宮 酔山
・ソプラノ 内野 史子
・ピアノ 昼田 治子

おかげさまで、無事に終わりました♪

 大変に寒い日でしたが、満席のお客様に恵まれ、温かい雰囲気の中でのコンサートでした。
尺八・ソプラノ・ピアノのちょっと珍しいユニットですが、選曲、曲順などかなり練りましたので、
お客様にミスマッチ感はなかったようです。
内野さんのソプラノは、柔らかく、優しい声質で、とても心地よく響きます。
田宮さんの尺八本曲「慷月調」は裂帛の気合で、本当に引き込まれました。

 オペラのアリア、カンツォーネ、ジャズ、邦楽と、異なるジャンルの魅力が表現できたのではないかと思います。
 私はソロでベルガマスク組曲から「プレリュード」を弾きました。満足の部分とまだまだの部分がありますが、意図した表現はできたかな、と思います。

 とても可能性のあるユニットなので、是非またご一緒に演奏したいと思います。

遠いところをお越しいただきました、0様、Y様 本当にありがとうございました(*^_^*)
 

新春のご挨拶

 

明けましておめでとうございます。昨年はいろいろな事を考えさせられた年でした。
今年は、穏やかな、佳い一年となりますように!
本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

間近のお知らせとなりましたが、1月15日(日)コンサートがあります。

第6回 サンモスパー・クラシック
ニューイヤー・コンサート
〜間近で聴ける尺八・歌・ピアノの調べ〜

1月15日(日) 藤が丘カラオケスタジオ サンモスパーB1 藤が丘駅より徒歩5分
14:00(開場13:30)
全席自由 2,000円(お茶・お菓子付き)
尺八 田宮 酔山・ソプラノ 内野 史子・ピアノ 昼田 治子

プログラム
私の太陽(オー・ソレ・ミオ)・可愛い人よ(ドン・ジョバンニより)・慷月調(尺八本曲) Irlandaise・ムーン・リバー・春の海・プレリュード(ベルガマスク組曲より)など

尺八・ソプラノ・ピアノのちょっと珍しいユニットです。
ミスマッチ?と思われますが、いいえ!しっくりと合ってとても良い感じですよ(*^_^*)
皆様、是非お越し下さいませ♪♪

チケットのご依頼は、昼田まで 090−4017−3805 info@ceciliakai.com

当日券もございますが、お菓子の用意がありますので、前日までにお知らせ下さると助かります。

お正月気分もそこそこに、最後の「悪あがき」をしています。今週が勝負だ!
(今年のガチな年になりそうです・・・)

 

はるの音楽日記 <秋>

 

ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団
10月14日(金)フィリアホール

プログラム
モーツァルト   ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ドヴォルザーク  弦楽五重奏 よりスケルツォ
チャイコフスキー アンダンテ・カンタビーレ
グリーク     ホルベアの時代より
レスピーギ    リュートのための古い舞曲とアリア
バーバー     弦楽のためのアダージョ
ピアソラ     ブエノスアイレスの冬/ブエノスアイレスの春

 素敵なコンサートでした!弦の響きは良いなあ。30年ぶりに聴いた生のホルベア・前奏曲。めちゃくちゃに素晴らしかった。ブラヴォーです。皆さん是非聴いて下さいな。
アンコールもたっぷり。なんと9時半近くまでありました。
娘に誘われて取ったチケットでしたが、大正解。幸せな時間でした。
コンサートは生ものですから、とても期待して行ったのにがっかりな結果も多々ありますが、今回は大当たり。良かったわ(*^_^*)

岡田 博美ピアノリサイタル
10月29日(土) 東京文化会館小ホール

プログラム
イベール  物語
ファリャ  アンダルシアのセレナーデ. ファンタシア・ベティカ
アルベニス イベリア第3巻
セブラック 夾竹桃のもとで
アルベニス ナバラ

ご存じの曲はいくつありました? めったに聴くことのできない曲ばかり。
イベールの「物語」を生で聴いたのは初めてです。イベールとアルベニスは何曲かさらった事があるので、このプログラムはとても魅力的でした。
岡田博美(男子です)はロンドン在住のピアニスト。文化会館小ホールはほぼ満席。ふらんす Plusと銘打った10年のシリーズの9回目。熱心なファンが多いのが感じられます。
巧い!の一言。淡々と難曲を弾いていきます。岡田さんはクールなテクニシャンなのね。カメラータから出ているCDを見るとベートーヴェンから三善晃までと守備範囲が広い。プログラムのコンサート案内を見ると、リゲティのPコン、べリオのPコン、ショパンのPコンと凄いのばかり。
今度はコンチェルトも聴いてみたいものです。

 

はるの音楽日記 <晩夏> Part2

 

夏休みお楽しみ会
8月23日

私の○○回目の誕生日、お楽しみ会をしました。(偶然です・・・)
今回、中学生は吹奏楽の大会直前でしたので、小学生のみ参加です。

 始めに1時間ほどソルフェージュをしました。普段のレッスン中もソルフェージュはしますが、なかなかじっくりとやる時間がありません。
皆でやる=グループレッスン の良い所・・・私と1対1の時より、お友達が一緒ですと、リラックスしてそれぞれの持ち味が生きてきます。
拍子記号の所をやっていましたら、皆から自然にリズム打ちが始まり、感激しました♪ 
しばらく「お勉強」した後は、おやつとゲーム。あまり遅くなれないので、やりたいゲームを一つに決める方法から、皆で考えました。あみだくじの結果、七ならべに決定。これが結構熱くなります。それぞれ賞品をゲットして終了。
私が全部仕切れば早く進行できますが、皆で相談するのが、大事なことです。
「白くま」と「ガリガリくん」のどちらが美味しいかについて、M. サンデルもびっくりの白熱した議論が交わされました。

 おしゃべりも弾み、とても楽しい時間でした(*^。^*)

普段のおけいこは勿論大切ですが、こうして皆で和やかに過ごす時間は、お楽しみ会とクリスマス会の2回ほどですので大切にしたいと思います。(準備と後片付けは大変ですけれど)

 私の教室でリラックスできる事は、レッスンを円滑に進める際に必要なことです。緊張した身体と心からは、緊張した音楽しか出てきませんものね。
もちろん、だらだらと慣れ合う事ではありません。一昔前のレッスンのように、「緊張でガチガチ」は百害あって一利無しだと思います。

 お月見会とかハロウィーンもやりたいなぁ。季節の行事って、心がほっこりしませんか?

 
 

はるの音楽日記 <晩夏>

 

草津音楽祭

8/20〜8/21

 草津音楽祭に行ってきました!!
コンサートを2つ、レッスンを2つ、聴きました。やっぱり欲張りました(*^_^*)
 草津音楽祭デビューの娘と一緒でしたので、今回はクラリネットのシュミードルのレッスンを聴くことに。
 クラリネットのクラスは5人ほどの少人数で、少し遅れて入ると、ちょうど
シューマンの「幻想小曲集」のレッスンをやっているところでした。
 この曲は、娘と演奏したことがあります。クラリネット・ピアノどちらのパートも良く知っているので、とても面白かったです。
 草津でのレッスン聴講の醍醐味は、マエストロと言われる演奏家のレッスンを、至近距離で聴けることでしょう。
 何が、その生徒の問題点か、何が不足で、何が過剰なのか。どうするとその問題点が解消するのか。そもそもどんな音楽を作りたいのか。
 何より、先生の存在そのものが、ものすごいインパクトです。お年を召しているのに、3時間休みなしでレッスンを続けるパワー。(若いアシスタント・ピアニストがへたばるほどです)
 中には、音楽祭の途中に抜けて、2泊3日でウィーンに戻って演奏会、なんて方もいらっしゃいます。
 音楽への情熱の、その炎の端っこに触れるだけで、私もパワーを貰う、そんな感じでした。
2日目のコンサート、リストのミサ・ソレムニスは初めて聴きましたが、とても美しく壮大で、普段自分ではチケットを取ろうと思わない曲目なだけに、「聴き得」でした。

 29日夜、皇后陛下がシュミードル・ラニエリとワークショップに参加されたニュースが流れました。モーツァルトの室内楽の2楽章のようでした。
 皇后陛下は、公務でお忙しい中、アンサンブルのための練習時間をどうやってお作りになるのでしょう!?
 音楽がお好きなお気持ち、が伝わってくる演奏でした。

 時間が無い、を言い訳にしてはいけませんね。


クラリネットのシュミードルと (写真上)



ミサ・ソレムニスで使用のハーモニウム
(珍しい楽器です)  (写真右)

 

 

はるの音楽日記 <盛夏>

 

草津音楽祭

猛暑日が続いています。皆さまお元気ですか?
ピアノ教室も夏休みに入っています。来週には学校が始まるので、残り少ない夏休みを楽しんで下さいね。

 田奈中学校吹奏楽部は、今年も東関東大会に出場を決めました。
やった〜!おめでとう(*^_^*) 
休み中もずっと練習ですものね。合宿もあるし大変ですけれど、楽しい青春の時間ですよ。「文化部の甲子園」みたいなものですものね。

さて、いよいよこの週末、草津音楽祭に行きます。
今年のテーマはリストです。リストは超絶技巧練習曲に代表されるように、ピアニストにとっては難曲ばかり。ちょっと取っつき難いイメージです。
20日のコンサートは「リストの先人ベートーヴェン」なので、聴きやすいかな。
ピアニストの上田敏さんが、今年もアシスタントとして参加されているので、
お目にかかるのが楽しみです。
11月のリサイタルのチケットを取った岡田博美さんのレッスン聴講も楽しみです。
草津音楽祭では聴講券を購入すれば、どの先生のレッスンも聴講できるので、ピアノだけではなく他の楽器のレッスンも聴くようにしています。

一日中ドイツ語や英語を必死で聞いていると、夜にはグッタリです。で、温泉に入る(*^_^*) これが楽しみなのです。

1泊2日で、できるだけ沢山のレッスンとコンサートを聴こうとすると、かなりハードスケジュールです。時間表とにらめっこです。草津に行き始めた初期の頃は、有名な「湯畑」も見たことがありませんでした。

今回は娘と行くので、強行スケジュールはちょっと自粛。でも、せっかく行くのですから、沢山吸収して来たいと思います。

ご報告はまた来週。どうぞお楽しみに♪
 

はるの音楽日記 <夏>

 

小山 実稚恵
6月25日(土) オーチャードホール

24回連続リサイタルの11回目。
今回はショパンとドビュッシーの練習曲集・前奏曲集で構成されたプログラム。
前半、ショパンとドビュッシーの練習曲が交互に組み合わされており、う〜ん、聴いていて落ち着きませんでした。
例えて言えば、フルコースディナーにフランス料理とドイツ料理が混じって出てくる感じなのです。
前菜がフランス料理、メインのお魚はドイツ料理、お肉はまたまたフランス料理・・・ね?統一感が無いでしょ? 深く考えられた構成なのだと思いますが、感覚が受付けないのです。
後半はドビュッシーの前奏曲一本だったので、落ち着きました。
正直言って、今回はハズレでした。(私にとっては、ですが)
アンコールはショパンの「黒鍵」、ラフマニノフの練習曲23-6、リストの「鐘」。
ラフマニノフが良かった!! ブラヴォーです。

コーロ・アマービレ 第7回演奏会
7月8日(金) フィリアホール

 この日はお仕事。コンサートのステージマネージャーをしました。
ステージマネージャーとは、演奏会の際に舞台進行などの責任者です。黒子ですが、奥が深くて大好きな仕事です。
演奏者の舞台出入り、照明のタイミング指示等々、責任重大。私がぼんやりしていたら、コンサートはぶち壊しですから。舞台の袖でインカムを付けて、楽譜とにらめっこです。
アマービレさんとは長いお付き合いで、ステマネは5回目。かれこれ15年位になります。
とても良いコンサートでした。時が経つにつれて、団員の皆様は子供の世話から、親の介護へとますます荷が増えています。その中で、2.3年に一度のサイクルで、曲をまとめて、発表していくのは、本当に大変な事です。
指揮の岩本先生が本当にパワフル。一番年長ですのに、一番元気。
当日、1時から4時半までリハーサル。そして、最後にもう一度、5時半から小一時間だめ押しのリハーサル。良いものを作ろうとする、すごい集中力と執着心!岩本先生からは、いつもエネルギーをいただきます。
団員の皆様もとても良かった(*^_^*) 4ステージ(ポップス)「真夏の果実」で思わず涙してしまいました。本当にお疲れ様でした。

次回もどうぞ、ステマネ、お申し付け下さいませ。

 

はるの音楽日記 <初夏>

 

はるの音楽日記 <初夏>

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2011
5月4日(土) 東京国際フォーラム

11:45〜
ドミトリ・マフチン(ヴァイオリン)
児玉 桃     (ピアノ)
シューマン:幻想小曲集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番

15:15〜
小山 実稚恵  (ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番

一度行きたかった、ラ・フォル・ジュルネ・ジャポンに行って来ました。
一日どっぷり居たかったのですが、人気のあるプログラムはチケットが取れません。PCの入力が上手くいかず、電話予約をしていたらあっと言う間に完売になってしまいました。しょんぼり。
東日本大震災の影響で、規模を縮小し、来日アーティストはかなり少なめ。
当初のプログラムとは、相当違っていたと思います。
丸の内界隈は、ラ・フォルの祝祭的な雰囲気でいっぱい。ちょうど新緑の季節で幸せな気分でした。震災から2カ月ほどの時で、ずっと重苦しい気分でいたのが、少し解放されました。
さて、コンサート。
シューマンの幻想小曲集は真紀とやったので、お馴染みの曲。
この曲はいろいろな楽器のヴァージョンがあります。マフチンはテンポ速い! ちょっとイメージ違うなぁ。ブラームスのソナタの方が好きみたいです。
児玉桃のピアノは端正。ソロも聴いてみたくなりました。
ブラームスのPコン。ブラームスの雄大なコンチェルト。小山美稚恵の力が十分に発揮された、良い演奏でした。出ずっぱりのウラルフィルもがんばった!

はるの音楽日記 <梅雨>

6月16日(木) 町田市民ホール
錦織 健 (テノール・リサイタル)

3月11日、東日本大震災のため延期になったコンサート。そのままプログラムを使用しているので、日時は3月11日のままです。
昨夏、錦織健がクィーンをやると言うのでライブに行って、ちょっとはまりました。クィーンは変則ワザみたいなものですから、今回は本来のステージを聴きたいと。 
町田市民ホールは4回目とのことで、町田ネタのMCで客席をほぐしつつ、歌は完璧。プログラムは万人受けする、オペラのアリアや日本の歌を並べたものですが、良く構成が練られていて、楽しめるものでした。隣の席のおばあちゃまは「ドミンゴよりすてき〜」と声かけをしていました。
アーティストでエンタテイナーですね。なかなか無いキャラクターです。アーティストに偏れば尊大に、エンタテイナーに偏れば単なる芸人になってしまいますから。
2部の冒頭はギターを抱えて登場。オペラに出てくる「旅の音楽師」と言う感じ。アリアとギターがとても良く合うのにびっくりしました。新鮮でした。
ピアノの多田聡子も、200回以上公演で組んでいるそうで、呼吸もピッタリ。

アンコールは、そう、クィーンだったんですよ。( We are the champions )
年配の方が多いお客様にわかったかしら。そしてアンコールのもう1曲は Stand by me. 彼の気持ちが伝わるでしょ? おちゃらけているけれど、良い奴なんですよ。
隣のおばあちゃまは「艶が出てきましたねぇ。これからが楽しみですよ」と
おっしゃっていました。

洗足大学 打楽器アンサンブル
6月4日(土) 洗足学園 前田ホール

セシリア会の発表会が終わり、ほっとしたところで、コンサートへ♪

発表会の「聖者の行進」でスネアをやってくれた。Nさんの所属する打楽器アンサンブルのコンサート。
前半の「くるみ割り人形」バレエ付き は残念ながら聴けませんでしたが、後半、ファリャの「三角帽子」はなかなか聴きごたえがありました。
マリンバ・ヴィブラフォン・シロフォン・グロッケンなど鍵盤打楽器が20台
以上並ぶのは壮観です。
アンコールの(多分)「ライオンキング」では、気持ちのこもった演奏に思わず涙してしまいました。

土曜の午後で、学生オケなのでお値段も手ごろ。次の週も洗足へ。
2週続けて音楽三昧。だって発表会前はずっと「謹慎生活」ですもの。

洗足大学 ファンファーレオルケスト
6月11日(土) 洗足学園 前田ホール
指揮 ヤン・ヴァン=デル=ロースト

ファンファーレオケは金管のオーケストラのこと。もともと、ベルギー・
オランダ・ルクセンブルグに多いもの。(地理でやったベネルクス3国ですよ)
今回は、指揮のローストに委嘱した曲の世界初演がありました。
作曲者の棒ですから、団員は当然とっても力が入るし、緊張しますよね。
ローストは人気作曲者で、委嘱してから書き上げるまで、3年待ちだそうです。
ファンファーレオケは柔らかい響き。でも言われないと、そうとは気付かないかも知れませんね。
1曲目は緊張のせいか「この先どうなるかしら?」という感じでしたが、どんどん調子を上げ、2部はとても良かったです。2部の最後、インディ・ジョーンズのメドレー。やっぱりこの曲は良くできている。ジョン・ウィリアムはうまいなぁ・・・

 

第18回セシリア会ピアノ発表会 無事終了!

 

 昨年は、連休の直後という、ちょっとありがたくない日が当選しましたが、今年は5月20日で、良い日程だと思っていたら、大震災・・・
勿論レッスンは平常通りにすすめましたが、特に3月はどうしても気持ちが落ち着きませんでした。

 いつもはのんびりペースのセシリア会ですが、発表会の時は目標を定めてきっちり仕上げて行きます。 (のんびりですが、普段からこだわりはすごくはあるんですよ)
 
 学校行事が立て込んでいたり、部活でクタクタだったり、新学期でクラスに慣れなかったり・・・ 諸々をこなしつつ、みんなよくやりましたね 。大きな拍手です(*^_^*)

 例年、本番の3週間前位に「タイム取り」 2週間前から、「発表会ごっこ」をします。「タイム取り」は進行表作りのために、「発表会ごっこ」はステージマナーの復習と、本番が近い自覚を持っていただくためにします。

 みんな、メチャクチャ緊張します。特に「タイム取り」! 陸上競技のタイムを計るのではないので、早いのがエライ訳ではありません。
 私がストップ・ウォッチを持つと、みんな「え〜っ!今日計るの!?」と叫びます。このあたりから、ラストスパートがかかってくるんですよね。

さて、トリオ・セシリア
 今回はベーシストの井手正人さんにご参加いただき、真紀のクラリネットとピアノのトリオ。クラシックじゃない! しかもプロの方とだ!
 
  今回のコンセプトは「チャレンジ」です。違うジャンルへの挑戦です。
昨年の打ち上げで、真紀が「リベル・タンゴがやりたい」と言ったことから話が進み、しかし練習は進まず(-_-)

 Fly me to the moonはちっともおしゃれな感じにならず、リベル・タンゴはちっとも濃密な感じにならず。どうしたら良いんだと悩む日々。
 最後の1週間は、追い込まれて必死で練習しました。違う土俵での勝負は、楽しいけれど大変でした。
 井手さん、根気よく付き合ってくれてありがとうございました。

 ご家族の皆様はじめ、多くの方のご協力で今回も開催することができました。
寒い冬の夜、お迎えにいらして下さったり。「練習しなさい」の一言から親子のバトルになることもあったでしょう。
 
 そんなたくさんの積み重ねの上に成り立っているのだという感謝の気持ちを忘れず、来年へと続けたいと思います。

 

発表会のお知らせ

 

第18回セシリア会ピアノ発表会 

日時 5月20日(金) 19時開演
場所 青葉台東急スクエア フィリアホール リハーサル室

皆、本番に向けて順調に仕上がって来ています。どうぞ聴きにいらして下さいませ。
今年はベーシスト 井手正人さんをお迎えして、ベース・クラリネット・ピアノのトリオで、リベルタンゴなどをやります。ベースと合わせるのは初めてなので、ドキドキです。(めちゃくちゃドキドキです・・・)

最後にいつもの全員合奏をします。OB・OGの方も是非ご参加をお待ちしています!
 

はるの音楽日記 <春>

 

錦織 健
3月11日(金) 町田市民ホール

この日は錦織健のリサイタルのはずが・・・東日本大震災。

地震の翌朝、町田市民ホールから電話があり「昨日中止になった錦織健のリサイタルは後日、必ず開催しますので、チケットはそのままお持ちになっていて下さい」との事でした。電話予約したので、連絡が取れたのでしょう。御丁寧にありがとう(*^_^*)
その後しばらくして、振替公演の連絡もいただきました。

私は地震のあった時刻に町田に居たのですが、地震とほぼ同時に電気・ガス・水道のライフラインが止まりました。停電するとインターネットも見ることができず、携帯のiモードで「宮城地方震度7」(第一報)を知りました。
実家の父が、岩手県の花巻、親戚の多くが仙台近郊なので、コンサートどころではなく帰宅しました。帰宅してしばらくするとインターネットとテレビがダウン。イッツコムがダウンしたようです。
父とは三日目に連絡が取れ、ほっとしましたが、女川の先の叔母の家は津波で流されました。幸い親戚一同無事でしたが、いとこの家などに分かれて避難生活をしています。

テレビを観るたびに、悲しい映像ばかりで、この一カ月参ってしまいました。
叔母の住まい・・・雄勝町水浜に母の新盆の時に泊ったのですが、高台にあるその旅館の一階まで津波が来たのだとか。みんなどんなに怖かったでしょう。
高齢の叔母たちは(高齢者ばかりの地区です)どんなに必死で避難したことでしょう。

うまく言えませんが、今の自分のつとめをきちんと果たすことが、生き残っている私たちの使命かなと思います。

 

クリスマス会

 

2010年12月21日

 1年の締めくくり、クリスマス会です。

 今回は、総勢8人。とても賑やかなクリスマス会になりました。先生はハードオフに走ってテーブルを調達しました!

 恒例のケーキ作り。今回はレモンケーキを作りました。レモンを絞って、カスタードクリームと合わせてレモンクリームを作ります。ケーキの上はメレンゲで飾り、さっとオーブンで焼いて焦げ目をつけて出来上がり。冷やしていただきます(お持ち帰りの時、上にチョコのクリスマスプレートを乗せるのを忘れちゃった・・・用意していたのに)

 ケーキを冷やしている間にミニ・コンサートです。すぐ前に聴衆がいるのは、内輪とは言え緊張します。
 いつものレッスンの時は自分の前後の人の曲しか聴く機会がありません。
ミニコンサートは他の人の演奏を聴き、自分の演奏を聴いていただく貴重な時間です。
 
 発表会とは違って、練習中の曲、あるいは最近「まる」になった曲を弾きます。難曲に挑んでいるわけではないのに、やはり固まりますよね。
ああ、もっと練習しておけば良かった!後悔先に立たず・・・

 コンサートの後は、私の作ったいちごのショートケーキとお菓子で、おやつタイム。そしてお待ちかねの、ビンゴ。賞品に、読み上げる数字にみんな大騒ぎです。

 ビンゴが白熱して、すっかり終了予定時刻を過ぎてしまいました。
楽しい時間は早いですね。お開きです。皆でざっと片付けをして一人ずつお家に送り届けて、今年のクリスマス会は終了。

 床一面のポテトチップスのかけらを掃除しながら、くたびれているのですが、何とも言い難い充実感が湧いてきます。

 今年のレッスンも無事に終わりました♪










 

はるの音楽日記 <冬>

 

レニングラード国立バレエ
くるみ割り人形

 12月18日(土) グリーンホール相模大野

 この時期ならではの演目、くるみ割り人形を娘と観に行きました。
オーケストラはレニングラード国立管弦楽団のはずが・・・

 ホールはコンサートの時とは違って、少し華やいだ感じ。バレエと音楽は客層が違います。バレエを習っているお子さんもいっぱいです。
 S席を張り込んで、期待に満ち満ちて始まったのですが。序曲が始まった途端???!!!!
「ありえない!」ミス連発。フルートとクラリネット、タンギングできてないじゃん!ずれてるじゃん! あまりの事に娘と「次のフレーズは吹けるのかしら?」「あ〜吹けた」と心配でバレエに集中できず、疲れ果てました。バレエはとても素敵だったのですけれど。

 最後にわかった事。何回もある公演のうち、この日ともう1日だけが、レニングラードではなく、東京ニューシティ管弦楽団だったのです。キャスト表にもレニングラード国立管弦楽団とあり、アナウンスで訂正する始末。(確かに家へ帰って見たらチラシに豆粒のような活字で書いてありました)

 ちょっと詐欺だと思いませんか!このようなやり方はイベンターの信用を落とすだけだと思います。バレエは音楽とセットで成り立っているのですから。

 「音楽をする者の悲しい性」でしょうか。よく知っている曲で、あんな演奏を聴くと耐えられません・・・
 

はるの音楽日記 < 晩秋 >

 

11月13日(土)  オーチャードホール

12年間・24回と言う壮大な企画のリサイタルシリーズの第10回を聴きに行きました。あと7年も続くんだ・・・

今回から3回にわたって「前奏曲・練習曲シリーズ」が始まります。

プログラム
   ショパン    前奏曲 嬰ハ短調 作品45
   ショパン    24の前奏曲 作品28

            ・・・・・・・休憩・・・・・・・

   シューマン   交響的練習曲 作品13
アンコール
   バッハ     平均率曲集 第1巻から第4番 プレリュード
   スクリャービン 練習曲 
   ショパン    別れの曲

 100小節ほどの小さなプレリュードから始まった、今回のコンサート。
ショパンの前奏曲を通しで聴くのは、意外に少ないものです。通しで聴くと、やはり圧倒的。「ショパンってなよなよした感じ」の印象をお持ちの方、違いますよ。
シューマンの交響的練習曲。これは大好きな曲♪♪ 特に12番「フィナーレ」
がお気に入り。シューマンらしいリズムと和声。厚みのある響き。これが思い切り弾けたら気持よいだろうなぁ。 (いったいどこが「練習曲」なのよ、と突っ込みを入れたくなりますが・・・くれぐれも、チェルニーの練習曲をイメージしないで下さいね)華麗の一言。小山さんのテクニック全開でした。

 アンコールのバッハが良かったです。って言うか、子供の頃からバッハが好き。弾いていると心が落ち着きます。

 次回、来年6月はショパンとドビュッシーです。チケット取りました♪
今回より1列前が取れました。コンサートの当日が次回コンサートの売出日なので、チケット取りのために、早めに会場へ行かねばなりません。
3年通し券を買っているお客様が多いので、そもそも空席がほとんど無い状態です。恐るべし、小山実稚恵人気。

 

秋の音楽日記 その3

 

朝晩、すっかり寒くなりました。風邪気味の方はいらっしゃいませんか?  
暖かくしてお過ごし下さい。ピアノにも喉にも湿度が大切です。

今日は「うふふ」のご報告です。12月18日、レニングラード国立バレエ、
この時期ならではの演目「くるみ割り人形」のチケット取りました♪
今からとても楽しみであります。自分へのクリスマスプレゼントですね。今回も娘が付き合ってくれます。

 バレエは幼い日の、自分の発表会以来かな(-“-)
バレエはダンスと音楽の総合芸術です。言葉のないオペラと言っても良いかも知れません。
「くるみ割り人形」は、連弾で発表会でも使っています。観てよし・聴いてよし・弾いてよし 正にオールマイティの曲です。

 13日(土)は連続して聴いている、小山実稚恵さんのピアノリサイタル。
楽しみな、秋・冬になりそうです。

「うふふ」のご報告はまた・・・

 

秋の音楽日記 その2 田奈中学校合唱コンクール

 

10月22日(金)

Tさんが選択曲の伴奏をするので、その時間に合わせてちょっと仕事を抜けて、田奈中へ。
体育館に入るとちょうど前奏が始まりました。
Tさんは3年連続で伴奏。今年で最後です。もうこの辺りですでに涙。。。。
合唱コンクールを聴くといつもウルウルしてしまいます。

単純に「上手い演奏」ならばプロの演奏がある訳ですが、あんなこと・こんなことあった○○ちゃんが(小学校の頃はリコーダーさえ怪しかったのに、今だってヘ音記号はすらすら読めてないのに!!)がんばってるなぁ、と思うと来し方のあれこれがプラスされてウルウルするのかも知れません。ご家族も目頭を押さえる姿があちこちに。

 合唱コンクールの曲はどれも「これでもか」って言うおおげさな作りになっています。ですから伴奏も大変!普段のレッスンなら絶対に拒否反応の出る、複雑な和音がいっぱい。当然、臨時記号もいっぱい。楽譜を見たら「わお!」です。
夏から練習を続けた甲斐あって、とてもよい演奏でした。
本番は体育館で弾きますが、派手な部分だけではなく、小さな音の「作りかた」も(例え、聴衆に聴きとれなくても)非常に気を使って練習してきました。やったね!です。
Tさん、お疲れ様でした ♪

 

はるの音楽日記  お知らせ

 

ライブに行ったぞぉ!
オールスタンディングで、待ち時間か含めて4時間! ○○の冷や水?の声にもめげず、娘と行ってまいりました。

代官山 LOOP   10月1日(金)
シマネケンバンドフェス2010

 あの著名なオペラ歌手、N・健様がクイーンを歌う、前代未聞のライブでした。

いったいこれは何???
島根県の魅力をアピールするために「しまねっていいねキャンペーン実行委員会」の声かけに賛同、共鳴した「島根愛」に満ち溢れた島根産のミュージシャンの「県応援歌バトル」・・・だそうな。N・健様はもちろん島根県出身です。

私のパソコンの先生(今年の発表会の録音をお願いしています)もう一つの顔はミュージシャン。先生がサポートで出演するライブに「後半、N・健がクイーンをやるので、是非来たら」とお誘いいただき、行った次第。

会場は島根県庁の関係者・バンドのファン・そしてN・健様追っかけのおばさま で三つ巴状態。
バリバリのロックあり、ダンスあり、島根県物産販売あり。面白かったです。
白築 純さんのEPの弾き語りがすてきだなと思いました。
東京から島根に移住して、音楽活動をしているとのこと。彼女の世界が音楽と言葉できちんと構築されていて、「安心して」聴ける完成したライブでした。

そして、トリはN.健様。会場は一気にホットになりました。
オペラの人がクイーンとはびっくりですよね。
高校生の頃、クイーンのコピーをやっていたそうで、その頃「技術も機材も無く、できなくて悔しかった」ことを思う存分やっていました。ブラヴォー 健様!
今の人はCMでしかクイーンを知りませんが、高校生の頃から大好きで日本公演にも行っています。もちろん生きているフレディー様を聴いています。 
因みにその頃聴いていた音楽・・・YES.ELP.キングクリムゾン.ディープパープル.LED ZEPPERINN.チック・コリア.ビル・エヴァンス等々。
当時はネットでチケットが取れませんから、よくウドー音楽事務所に並びました。
オーケストラではヴァイオリンを弾いて、自分の本分はピアノ。ライブはプログレ。私はかなりの雑食でした。今もです。
歌舞伎も大好きです。このお話はまたの機会に・・・

 この夏、娘が体調を崩し(ちょっと大事だったのですが)幸い元気になり、二人で代官山にライブ♪ なんて夢のような時間が過ごせました。

神様に感謝です(*^_^*)

※N.健様の本名は公表できません。私に聞いて下さいね。


前列左より パソコンの先生(ベーシスト) N.健さま

 

はるの音楽日記  お知らせ

 

 今回は文化村 ル・シネマで映画を2本。
ル・シネマは大人向き。シネコンと違い、座席指定が無く、(上映時間よりかなり早く行かないと売切れに。しかも当日はネットで取れない。)館内は飲食禁止。
かなり気合いを入れないと、行けません。でも、シネコンと映画とは傾向が全く違うので、手間暇かけて?渋谷まで行きます。

オーケストラ   7月11日(日)

 5月の連休に行った時は満席で残念な思いをしました。その時はモーツァルト 
オーケストラアルゼンチンタンゴのどちらかを見れたら、と文化村へ。
運よく、この週で終りのオーケストラの座席が取れました。

♪あらすじ♪
 共産党時代に失脚させられたロシアの名指揮者。今はかつて自分が棒を降っていた歌劇場で掃除係の日々・・・ある日、掃除中にパリからファクスが届き、かつてのオーケストラ仲間とボリショイ管弦楽団になりすまして、パリに演奏旅行に行く計画が。ハイライトはチャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。
 「のだめカンタービレ」にも劣らない「そんな事あり得ない!」も多々あり。
いくらなんでも、リハーサル無しでコンチェルトをやる事は無いし、曲が始まってから、遅刻したメンバーが舞台に乗ることもありません。そんな、滅茶苦茶を補って、ヴァイオリン・コンチェルトの場面はなかなか。
 背景にはユダヤ人問題や、現ロシアの抱える経済問題、共産主義の置き土産の数々が。
 ちょっと苦い、シンデレラ・ストーリーです。

 

七夕まつり

 

7月6日 
梅雨の晴れ間の一日、 いつも通り賑やかに♪七夕まつりを行いました。
中学生は部活の後、駆けつけてくれました。お疲れ様。
6時過ぎから七夕飾りに着手。短冊にお願い事を書いたり、輪飾りを作ったり、笹に飾ったり...みんな凝っているので、これにかなり時間がかかりました。

***** お願い事のいろいろ *****

・成績が上がってホルンを買ってもらえますように!
(テストがんばれ)

・さんすうがじょうずになりますように (苦労しているのね)

・普門館に行く!           (その前に県大会♪)

・伴奏弾きたい!          (練習して勝ち取れ♪)

・ぴあのがじょうずになれますように (先生とがんばろうね)

・砂肝とパイナップルがたくさん食べたい  (肉食系女子?)

・せかいがばくだんしないように  (平和がいちばん・・・)  

etc.




七夕飾りが完成し、記念写真を撮ったあとは、おやつタイムです。
焼きそばに西瓜にアイスも用意しました。大勢で食べるのってどうしてわくわくするのかしら?
内緒ですが、今年は花火をしました!こじんまりとやったのですが、結果は・・・ 昨今はいったいどこで花火をすれば良いのでしょうか?

 中学生が「こんなにのんびりしたのは久しぶり・・・」と言っていました。
準備は大変ですが、そう言っていただけると「ようし!またやろう」と意欲がわきます。
いろいろな場面で、大きい方が小さい方の面倒を良く見て下さって、感心いたしました。これってとても大切な事ですよね。
七夕まつりが終わると、もうすぐ夏休みです。良い夏休みになりますように。

幼子のたもと押さえて花火かな By はる

 

はるの音楽日記  お知らせ

 

やりました!一週間最多記録♪ 週に3本、コンサートを聴きました。

こんな無茶を初めから計画したわけではなく、成り行きでこうなったのです。
6月12日の小山美稚恵は半年前にチケットをゲット。(12年24回の長いスケールのコンサートシリーズです)6月初めに真紀がトラ(エキストラ)でシベリウスを吹くので「来てね(*^_^*)」と言われ、「はいはい」と返事をしながら新聞を見ると、学生時代にヴァイオリンを習った深山さんのリサイタルの案内広告が・・・これで、週に3本というスケジュールができてしまいました。

横浜楽友協会吹奏楽団
第32回定期演奏会  6月6日(日)県立音楽堂

昼と夜のレッスンの間にダッシュで桜木町往復!
横浜楽友協会吹奏楽団(横協)は「交響曲を吹奏楽にアレンジして演奏する」のが方針の、とても濃い団体です。オーケストラを吹奏楽に置き換えると言ったほうが良いのかな。
とっても難しくて長いシベ2。横協はとっても巧かった・・・
団員の年齢層は高め。下手なプロより余程巧い。(プロもチラホラ)入れ込み方が違うのね。ホントに音楽が好き。横協やりたいから、仕事も精出してやるぞ!って感じ。プログラム(パンフレット)がとても充実していました。蘊蓄たっぷり。今まで見た中で一番かも知れません。こんなところにも横協の「濃さ」が出ていました。
杉本先生をはじめレクランのメンバーが何人も乗っていました。発表会で一緒にやった中森さんも居たわ♪
これは全くの私見。シベリウスは和む音楽じゃないなぁ。すごいなぁ、圧倒されるなぁと思うけれどちょっと疲れる。それと以前から感じていましたが、音楽堂の座席。響きが変わるから、今更手を入れられないのでしょうが、前後・幅共に狭い!女の私が狭く感じるのですから、男性には相当辛いことでしょう。

プログラム
A.リード   アルメニアンダンス Part1
P.パーク   シンフォニエッタ第2番
J.シベリウス  交響曲第2番 ニ長調 作品43

深山 尚久 ヴァイオリンリサイタル
色彩のヴァリエーション  6月11日(金)ヤマハホール

冒頭で書いたように、深山さんは私のヴァイオリンの先生。
大学に入学した時に、友人に「3,000円のヴァイオリンと先生も紹介するから、オーケストラに入って」とセット販売?されたのが深山さん。
当時からその才能を嘱望されていて、芸大大学院から文化庁の派遣研修員としてドイツ留学・・・オケでもソロでも、素晴らしいキャリアを積んでいます。
深山さんのヴァイオリンも聴きたかったですし、改装なった銀座ヤマハホールを視察するのも目的の一つです。

 当日ヤマハホールはほぼ満員の盛会で、深山さんの現在を感じさせます。
1曲目の「悪魔のトリル」・・・固くなってる深山さんを初めてみたぞ。知っている方のリサイタルはこちらもどきどき。2曲目のベートーヴェンから深山モードに。私としてはプーランクが一番でした。伴奏の大須賀さんも凄い。
彼の音は柔らかいので、長時間聴いても全然疲れません。
学生時代のレッスン。全くの初心者の私をしごいて下さいました。今でもセヴィシック(教則本)あります。今では「きらきら星」も満足に弾けません。
よく「これ弾いて」と初見で伴奏させられたのも、勉強になりました。深山さんについて行くのは大変でしたぞ。彼には手慣れた曲でもこちらは初見。でも待ったも手加減も無しでしたから。

2月に再開したヤマハホール。小さいけれど贅沢な空間。ピアノが柔らかな響き(とてもヤマハとは思えない)ただし、このユニバーサルデザインのご時世に7階までエレベーターで上がってから、さらに階段を徒歩で上るのは何故?前からこの構造でした? 2度ほど行った事があるのですが、不便をした記憶があまりなくて。御年配の方にはきついかな。オーチャードホールもそうですね。座席に着くまでにエネルギーを使ってしまう。年寄はコンサートに来るなってことかしら。

プログラム
タルティーニ  悪魔のトリル
ベートーヴェン  ヴァイオリン・ソナタ 第8番
プーランク   ヴァイオリン・ソナタ 
ピアソラ   ル・グラン・タンゴ

 

はるの音楽日記  お知らせ

 

第17回セシリア会ピアノ発表会 無事終了!   発表会のページはこちら

 今年は抽選の結果、連休の直後という、ちょっとありがたくない日が当選しました。例年より2週間ほど早い日程なので、新学期が始まったらあっという間に本番が・・・
4月最後のレッスンの時にはひとまず完成。ただ連休を挟んでいきなり本番では怖いので、「連休補講」をして当日に臨みました。
いつもはのんびりペースのセシリア会ですが、発表会の時は目標を定めて丁寧に仕上げて行きます。

 学校行事が立て込んでいて忙しかったり、部活でへろへろだったり、進級や進学で新しい環境に慣れずに疲れていたり、いろいろと大変だったことと思いますが、それらを乗り越えてみんなよくやりました!大きな「はなまる」です。頑張ったよね(*^_^*)

 プログラムを見ると皆さんの1年の成長がよくわかります。
昨年はピアノを始めたばかりで、単音の伴奏の演奏だったのが、伴奏にも動きがある曲をダイナミックスをつけての演奏になっていたり・・・
曲を決めるのは毎回悩みますが、私はいつも2・3曲の候補の中から、生徒さん自身に決めてもらうようにしています。気に入った曲なら練習に対するモチベーションが違いますから。

 今年も受付、アナウンスなどを卒業生がお手伝い下さいました。最後の「聖者の行進」も楽器を持って参加。ありがとう!クラリネット3本、サックス3本、そしてスネアも大学から「持ち出し許可」を取って運んでいただき、加わり、とても華やかな演奏になりました。もちろん現役生徒さんのトライアングル、ピアニカ、リコーダーもGOODでしたよ。
全員での初めての合奏=本番になりましたが、「ブラヴォー!」でした。

 今回は真紀とクラリネット仲間の中森さんとアンサンブルをいたしました。大変でした。楽譜作りが・・・
ちゃんと伴奏譜があったのは「クラリネットポルカ」だけで、「カルメン」はオーケストラのスコアから、「となりのトトロメドレー」はクラリネット六重奏の楽譜をスキャンして、移調して、(パソコンでやります)パートを見て弾く場所を拾ってという作業をしました。勉強になりました(>_<) 

  アンサンブルになると、音楽感のすり合わせが必要です。
ソロでなければ当然そうですよね。何がやりたいか、どうやりたいか、が同じでなければ練習になりませんもの。
いろいろ発見もあり、ナルホドもあり、いやいやそうか?もあり、緊張感と和気あいあいとぶつかりとがありましたが、これが音楽を作って行く過程で大変だけれど、面白いのです。
根気よく付き合ってくれてありがとう。来年は「リベル・タンゴ」だ!

 ご家族の皆様はじめ、多くの方のご協力で今回も開催することができました。
教室への送り迎え、励ましたり、練習の進み具合をめぐって、親子のバトルもあったことと思います。
そんなたくさんの積み重ねの上に成り立っているのだという感謝の気持ちを忘れず、来年へと続けたいと思います。

 

はるの音楽日記  お知らせ

 

お知らせ
第17回セシリア会ピアノ発表会 いよいよ来週です!

日時 5月7日(金) 19時開演
場所 青葉台東急スクエア フィリアホール リハーサル室

連休中も補講をして皆がんばっております。どうぞお越し下さいませ。
今回はゲストにクラリネット2本のアンサンブルをお迎えしました。どうぞ

お楽しみに♪ カルメン序曲・となりのトトロメドレーなど

昨年の発表会はこちら


クラリネットアンサンブル・レクラン 
第4回演奏会          4月25日(日)みなとみらい 小ホール

娘の真紀が師事しているクラリネットの杉本毅先生門下生の演奏会です。
(今回はコントラバス・フルート2本が参加)
アマチュアにしては(アマチュアだから?)「濃ゆい」団体で、もの凄く気合いが入っています。
すごいプログラムですね。怖いもの知らず・・・
クラリネットばかりですとどうしても音色が均一になるのが難点ですが、そこをうまくカバーしてあったと思います。
杉本先生の演奏もすばらしかったですし、皆、この演奏会に心血を注いでいましたから、その結果が十分に出た、良い演奏会だったと思います。
でも、ブランデンは怖かったですね。学生オケの時に私はチェンバロでやりましたがホントに難しい曲です

【プログラム 】
ヘンデル    水上の音楽
J.S.バッハ   ブランデンブルグ協奏曲第3番
モーツァルト  管楽器(cla.obe.fag.hor)のための協奏曲
♪  休憩  ♪
モーツァルト  クラリネットのための協奏曲 イ長調                   
イベール    二つの断章
他 プーランク ピアソラ ロビーラ など盛りだくさん。

 

はるの音楽日記  お知らせ

 


第17回セシリア会ピアノ発表会 開催が決定。

日時 5月7日(金) 19時開演
場所 青葉台東急スクエア フィリアホール リハーサル室

皆、本番に向けて練習に入っております。どうぞ聴きにいらして下さいませ。
今年も最後に全員合奏を予定しております。OB・OGの方も是非ご参加をお待ちしています 
抽選の結果、例年より早い開催となります。連休中の練習が勝負ですよ!
 今回はゲストにクラリネット2本のアンサンブルをお迎えしました。どうぞ
お楽しみに♪ カルメン序曲・となりのトトロメドレーなど

昨年の発表会はこちら

ケルン放送管弦楽団木管トリオ
トリオ・ダンシュ・デ・コロン   4月9日(金)みなとみらい 小ホール
 
たまたま頂いたチケットで行って来ましたが、楽しかった!
管のトリオは自分でチケットを取ることはまずありません。テリトリー外なのです。ですから、こうした「大当たり」は嬉しいものです。

 全員がケルン放送管弦楽団のトップと言う布陣。何しろとても上手い!
司会担当のファゴット 水間さん・無口なオーボエ吉田さん・「イケメン」のクラリネット マイルスさん。プラス、(ゲストでフルート 吉田祐美さん)
愉快なおしゃべりに乗せられますが、隙のない緻密なアンサンブルです。職人芸と言ったらいいかしら。アンコールはスーパーマリオのテーマで大受けでした。

 プログラム
バッハ     カルテット
モーツァルト  きらきら星変奏曲
サン・サーンス 幻想曲
イベール    二つの断章
他 プーランク ピアソラ ロビーラ など盛りだくさん。

 

はるの音楽日記 < 冬 >

 


森 麻季  ソプラノ

2月13日(土) 町田市民ホール

声楽を自分でチケットを取って聴きに行くのは初めてかも・・・
雪の舞うとても寒い日でしたが、開場のだいぶ前から並ぶお客様でいっぱい。
年齢層はやや高め。(あ、私も高くしている要素の一つかしら?)ピアノのお客様とちょっと層が違う感じ。

 声楽は自分のテリトリーではないので、1曲ごとに舞台袖に引っ込むステージのスタイルにやや戸惑う。
森さんは、初め固かった感じがだんだん取れて、最後の「春の声」では全開モードに。「春の声」はもともとは声楽ワルツとして作曲されたのだそう。声の迫力ってすごいですね。
オペラで高い評価を得ている彼女には、ヴォルフなどのやや地味めで内省的な曲よりは、やはり華やかな曲がよく映えていました。

前半・後半で4着のドレスお色直し。お客様は大喜び。曲のイメージに合わせて変えているのですね。ピアノのリサイタルではあまりないけれど、声楽の世界では普通なのかしら。耳で目で、楽しめる趣向です。

 これはブーイング覚悟で書きますが、ベルカントの発声は日本語の歌には合わない。昔からそう感じていましたが、今回改めて感じました。
「からたちの花」、「初恋」素敵でしたが、日本語が全く違う言語に聴こえるのです。
母音も子音もはっきりになりすぎるのか・・・
彼女の技術の問題ではなくて、です。日本の歌はもっとあっさりと歌ってほ
欲しいなぁ。

  今度は是非オペラの舞台で聴いてみたいと思いました。
 

新春音楽日記

 


1月24日(日) ぴあはーと藤が丘  14:00〜15:00

尺八の会   尺八  田宮 酔山
ピアノ 昼田 治子

ぴあはーと4回目となる尺八のコンサートです。本来でしたら尺八のお相手はお琴
ですが、ピアノで伴奏をつとめさせていただきました。
お正月らしいイベントを、と私が企画をしたのがはじまりです。
年に一回ですが、入居者の方は楽しみに覚えて下さっていて、こちらも演奏者冥利に尽きます。

プログラム

鑑賞曲   
1. 刈干切歌
2. Irlandaise
3. 春の海
みんなで歌おう
春よ来い・花・茶摘み・海・旅愁・紅葉・雪の降る街を etc.10曲ほど
アンコール
川の流れのように

 田宮先生のトークをはさみながらの1時間のステージでした。
入居者の方も「みんなで歌おう」のコーナーでは良くお声が出ていらっしゃいました。楽しんでいただけたかな。尺八の音色は墨絵のようです。枯れた音なのに。とても色彩を感じしさせます。尺八は七つ節が無いと、「楽器の価値が半減」とのお話に一同びっくり!

 ボランティアですので、ご多忙な田宮先生には申し訳ないのですが(打合せ・練習に何度も時間を取っていただき)邦楽と言う、普段なかなか接する機会のないジャンルのものを皆様に聴いていただけたらと、御無理をお願いしております。

 今回、着物の着付けはステマネで参加している(?)コーロ・アマービレのTさんが、
ボランティアでして下さいました。日曜日の朝早くにありがとうございました!

        笛の音やホームに響きて春浅し  byはる

 

春の教室便り

 


明けましておめでとうございます。
今年もセシリア会をどうぞ宜しくお願いいたします。

より良いレッスンを目指してまいります。皆様どうぞ宜しくお願いいたします

今月の予定

1月24日(日)
ぴあはーと藤が丘で、尺八の会 

今回も田宮酔山先生の伴奏をいたします。
「春の海」など定番の曲のほか、新曲もいくつかご披露いたします。
只今、練習中。あと三日! あと三日・・・ 

 

セシリア会の生徒たちとクリスマス会

 

1年の締めくくり、クリスマス会です。
今回は、ラッキーにも塾が無かった中学生と、お引っ越をして退会されたMさんも参加して、みんなと盛り上がりました。

 恒例のケーキ作り。皆さんのご意見で今回はショコラーテンを作りました。
大変でした!かなり手間のかかるケーキでクリスマス会前に試作したのですが、
ガトーOOOでケーキの上に描く模様がうまく行かず失敗。当日はいくつかの工程を予め作っておいたのですが、かなり時間がかかりました。
 でもお味はGOODだったと思いますよ。出来上がりはガナッシュがとろとろで扱いにくいですが、バシッと冷え固まると食べやすくなります。バタークリームのとても濃厚なお味です。
反省・・・次回はもっと簡単なケーキにしよう!
 
  ケーキを冷やしている間にミニ・コンサートです。至近距離、すぐそこに観客がいるのは、内輪とは言えかなり緊張します。

 普段のレッスンでは自分の前後の人の曲しか聴く機会が無いので、ミニコンサートは他の人の演奏を聴く貴重な時間です。
 発表会とは違って、練習中のあるいは最近「まる」になった曲を弾きます。難曲に挑んでいるわけではないのに、やはり固まりますよね。人間てどうして緊張するのかな。

 コンサートの後は予め作っておいたいちごのケーキと(ショコラケーキはお持ち帰り用)おやつとそしてビンゴ。ビンゴってどうしてあんなに熱くなるんでしょうね?いつも数字読み上げで声が枯れます。「先生、どうして63が出ないのっ!」ごめんね、こればかりは運だからなぁ。

 楽しい時間はあっと言う間。お開きです。皆でざっと片付けをして一人ずつ送り届けて、今年のクリスマス会は終了。
今年のレッスンは無事に終わりました。

 

はるの音楽日記 < 冬 >

 

矢野 顕子

12月13日(土) NHKホール

矢野顕子は全く私のテリトリーではないのですが、一度は聴いてみたいと思い、急遽チケットを取りました。本番三日前にファミポートで取ったので3階席で舞台がとってもとっても遠い・・・
毎年恒例の「さとがえるコンサート」
今回のメンバーはMarc Ribot(g) Jay Bellerose(ds) Jennifer Condos

矢野顕子ってジャズでもない、ポップスでもない、何をどう弾いても(例え夕やけこやけを弾いても)矢野顕子になるところがすごいと思うのです。
今回、「予習」をしないで行ったので(CD聴いてお勉強せずにいきなりコンサートに行くこと)面白さの半分も味わえなかったのだと思いますけど。
それでも、あれはすごい・・・
ピアノでとめどなくおしゃべりしている感じ、と言ったら良いかな。
セッションの高揚感もすごいし。私の語彙乏しい筆ではちょっと表現しがたいものがあります。

そもそもは夏頃、NHK教育TVの番組に彼女がゲストで出演していて、学生の作った短い詩に即興で曲をつける、と言うのをやっていました。

 「昨日母に電話した。半年ぶりだった。母の声が違って聞こえた」

これだけの詩が、圧倒されるほどものすごいドラマとなっていました。
それで、一度聴きたいなと思ったわけです。

前半、PAのバランスが悪くて、ドラムばかりが前に出てピアノが聞こえなかったのが残念でした。

次回は「予習」をしてから行こう!

 

はるの音楽日記 < 晩秋 >

 

小山 実稚恵

11月14日(土)  オーチャードホール

 12年間・24回と言う壮大な企画のリサイタルシリーズの第8回を聴きに行きました。6月に第8回を聴き、これは是非続けて聴きたいと思いました。
今回は変奏曲がテーマで、曲目は

シューマン アベッグ変奏曲
モーツァルト ソナタ 第11番(トルコ行進曲つき)
メンデルスゾーン 厳格な変奏曲
・・・・・・・休憩・・・・・・・
ベートーヴェン ソナタ 第12番「葬送」
ラフマニノフ コレッリの主題による変奏曲

 私の大好きなシューマンから始まったプログラム。シューマンは音色を自在にあやつりながら。モーツァルトは小さな子供も弾くこの曲の怖さが出ました。
メンデルスゾーンを聴いてびっくり。メンデルスゾーンに対するイメージが変わりました。特に後半が圧倒的です。穏やかな曲の多い(悪く言うとなんとなくピリッとしない)彼にこんな曲があったなんて。
ベートーヴェンは自分が練習した時(大昔)と全然違う印象。まったく何を練習していたのだか(>_<)
やはり圧巻はラフマニノフでしょう。華麗の一言。すごいなぁ。小山さんのテクニック全開です。

 4月のみなとみらいホールでのリサイタルから、今年は小山実稚恵3本目です。
私はシューマンが大好きなので、ロマン派がお得意な小山さんのプログラムを見ると、「やっぱり行こう」になります。
 小山さんはプログラムに「限りなくファンタジーを広げて自分の世界に浸ることができる。それが変奏の世界、醍醐味」と書いていますが、練習する立場だと変奏曲は手強い相手です。小さなモティーフがどんどん難しくなる。ついて行くのに必死です。
 次回、来年6月はロマン派のソナタです。チケット取りました♪

 

10月17日(土)青葉台東急スクエア アトリウム

 

田奈中学校ブラスバンド部が出演しました!
セシリア会のTさん・Iさんが出演するので聴きに行きました。
土曜日と言うこともあり、12時過ぎからのリハーサルの時からお客様がたくさん集まりました。買い物をしながら音出しを聴くのはちょっと不思議な感じです。1時の開演時にはアトリウムは満員に。無印カフェの横・2階の手すりも鈴なりでした。
 
 田奈中は今年東関東大会まで勝ち進んだだけあって、なかなかに上手でした。
新型インフルエンザの影響で、部員揃っての練習がほとんどできなかったそうですが、とても良いアンサンブルでした。

 曲目はエルクンバンチェロから始まって、学園天国・時代劇のテーマ曲メドレー・演歌メドレー等々。最後はシング・シング・シング♪ 先生の見事なドラムも大ウケでした。
 ブラスバンドの演奏を聴くといつも何故だかウルウルしてしまいます。(合唱コンクールも・・・)単純に「上手い演奏」ならばプロの演奏がある訳ですが、
あんなこと・こんなことあった○○ちゃん達が(小学校の頃はリコーダーさえ怪しかったのに)がんばってるなぁ、と思うと来し方のあれこれがプラスされてウルウルするのかも知れません。
 ついでに告白すると、私は合唱コンクールにも弱いです。

 音楽の力は大きいですね。シング・シング・シング・は1938年にベニー・グッドマンがカーネギーホールで初演しました。71年前の曲ですが演奏する側も、お客様もノリノリに。ちょっと肌寒い日でしたが、足を止めた方の心は温まったように思いました。青葉台の駅前にふんわりとした空気が漂った気がします。
 

草津国際音楽アカデミー&フェスティバル

 

8/23〜8/24 久々に草津音楽祭に行って来ました。
草津アカデミーでは、世界的な芸術家を講師に招き、2週間にわたってレッスンが行われます。ピアノではカニーノ、ボーグナー、遠山慶子、クラリネットではライスター、フルートはシュルツなど錚々たる演奏家が直接レッスンをつけます。生徒も日本人が多いですが、各国から集まります。また、森の奥のコンサートホールでは毎夕、凝ったプログラムのコンサートが開かれます。
 そのレッスンを自由に聴講できるのも草津の特色です。ピアノだけではなく、他の楽器のレッスンもとても興味深いものです。
私は今回、フューリンガーのヴィオラ、ボーグナー、カニーノのレッスンの聴講とインデアミューレ&トルコヴィッチと西村朗の作品のコンサート2本を聴いてきました。すっごく体力使いました!
 レッスンは朝9時からお昼まで3時間みっちり。もちろん数人が受けますが、先生方の集中力ってすごいです。はっきり言ってご老人ですがレッスンのパワーの凄いこと。圧倒されます。それを間近で聴けるところが草津アカデミーの醍醐味です。
レッスンとは簡単に言ってしまえば、その人の問題点を的確に指摘して、解決法を示すことですが、各々の生徒のレヴェル・力量に合わせてどうアプローチするかが重要です。草津でいつも気になるのは、日本人の生徒はなかなか先生の質問に答えないこと。シャイなのかも知れませんが、もっともっと先生とコミュニケートすること、自分の考えを述べることが必要なのではないかしら。そしてその音楽のバックグラウンドを知ることが必須です。
音楽とはいくら指が動いても「何を伝えたいか」がないとぼやけてしまうからです。
横浜に戻ってもまだドイツ語が頭の中をぐるぐるしている感じです。

秋に向けて自分にチャージをして来ました(*^_^*)先生もがんばるぞ♪
 

 

7月18日(土)  Bunkamura  1F ロビーラウンジ
久々にジャズのライブ。NTTが絡んでいて(its’comもかな)コマーシャル入りでしたが、楽しかったです。guitar 細野よしひこ bass 加藤真一 そしてサプライズのsax 大森明
前田 憲男は昔々、アレンジの講座で先生として何度か拝見しました。
その時には、もちろんピアノを弾きながらの講義でしたが、まとまったライブを聴くのはお初です。
「ジャズの楽しみ方」と言うタイトルがあるので、また後日its’comでon airされるとの事で、著作権の縛りが窮屈そうでしたが、ジャズは古い曲でもアレンジでいくらでも斬新になりますから。
クラシックのコンサートと大きく違うのは、お客様のリクエストに応えて演奏すること。怖いですよね。この世に何千とある曲の、どれがリクエストされるか分からないのです。(ライヴの時に、ホントに珍しい曲をリクエストする嫌な客っていないのでしょうか?)
ソロならば自分一人でまとめれば良いのですが、トリオだとそれこそ、「あうん」の呼吸がないと。
真剣勝負って感じでしょうか。楽しいけれど緊張感もいっぱい。そこがジャズの魅力かも知れません。
ドゥ・マゴのお料理も美味しくて素敵な2時間でした。満足・満足(*^_^*)

次回は10月なので、楽しみに予約を取ります。
 

セシリア会七夕まつり
 

7月7日 
 昨年より教室の年間行事になった、七夕まつりを行いました。
 今年、new faceのHちゃん、Mちゃんを交え、いつも通り賑やかに♪
中学生は部活の後、駆けつけてくれました。お疲れ様。

 レッスンを少し早目に済ませて、6時過ぎから七夕飾りに着手。短冊にお願い事を書いたり、色紙で飾りを作ったり、笹に飾ったり...みんな凝っているので、これにかなり時間がかかりました。短冊は35枚使い切りました!

**** お願いのいろいろ ****

☆ ダイエット成功を祈る!

☆ おともだちがいっぱいできますように

☆ お兄ちゃんの反抗期が早く終わりますように

☆ ぴあののせんせいになれますように

☆ しあわせな誕生日になるといいな

☆ たのしいかぞくになりますように

etc.


 七夕飾りが完成し、記念写真を撮ったあとは、おやつタイムです。
焼きそばに西瓜にアイスも用意しました。浴衣で焼きそばを作ると言う暴挙もなんとかクリアできました(>_<)
 その後はゲームタイムを予定していたのですが、お飾り作りに皆さん熱中していたので、今回はパスしました。UNOのバトルは次回のお楽しみにね♪

 いろいろな場面で、大きい方が小さい方の面倒を良く見て下さって、感心いたしました。これってとても大切な事ですよね。また、会場セッティングも手際よく進めてくれたので、助かりました。お姉さんたちありがとう!

 昨年は予定していたお花屋さんに笹が無くてホントに焦ったので、今年は前日に用意しておきました。(少しずつ学習いたします)
 七夕まつりが終わると、もうすぐ夏休みです。今年は花火大会ができるかな?

七夕やお願いごとは星のかず

By はる


 
はるの音楽日記
 

まずはお知らせ
第16回セシリア会ピアノ発表会 開催が決定。 去年の発表会はこちら

日時 5月22日(金) 19時開演
場所 青葉台東急スクエア フィリアホール リハーサル室

皆、本番に向けて練習に入っております。どうぞ聴きにいらして下さいませ。
今年も最後に全員合奏を予定しております。OB・OGの方も是非ご参加をお待ちしています!

小山実稚恵
4月4日  みなとみらいホール
プログラムは私の大好きなシューマンのアラベスク・「蝶々」ショパンのノクターン17番・幻想ポロネーズ 休憩をはさんでムソルグスキーの「展覧会の絵」。
サントリーホールで初めて聞いたモーツァルトのソナタK333。小山実稚恵の音はまるで天から降ってくるようでした。
彼女はいつも優雅にお辞儀をして座ると、こちらに余計な緊張感を与える間なくすっと自然に弾き始めます。
今回の第一曲目のアラベスクもうっとりする響きで始まり、期待を裏切らない音のたゆたいに身をまかせられました。
音色・音楽の構成感が自分の好みと違う演奏を聴くのは本当に苦痛です。その点、彼女はけっして裏切らない。
ショパンも良かったし、「展覧会の絵」も圧倒的なテクニックと構築力でぐいぐいともって行きました。花まるのリサイタルでした。しあわせ・しあわせ♪

映画やお芝居と違って、コンサートは一度きりものですので、一所懸命時間を作って聴きに行っても「ハズレだ!」と言うこともあるのです。
 
はるの音楽日記
 

しばらくサボっておりました。
年初からのあれこれをご報告しましょう。

お正月
これから始まる1年に活を入れようと、ローリング・ストーンズの映画「SHINE A LIGHT」を観ました。1962年の結成ですから、もう40年以上!もちろん現役!
60歳すぎのミック・ジャガーなんて高校生の頃は想像もできませんでしたが、
ますます過激にロックン・ロールしていました。
ストーンズには詳しくないのですが、それでもこの「凄さ」は充分伝わります。あのエネルギーはどこから来るのかしら?2年にも及ぶ世界ツアーをこなすのは体力以上に気力が必要。やっぱりミューズに愛された人達なのですね。

 尺八の会 
1月25日  尺八の田宮酔山先生と有料老人ホーム ぴあはーとにて

 恒例になったお正月の尺八の会です。(田宮先生は一昨年、セシリア会の発表会にご出演いただいています)有難いことに今年もご依頼を頂きました。
 尺八の魅力をじっくり聞いていただく曲と入居者の皆様と一緒に歌える曲の2パターンを準備。年明けすぐに田宮先生との選曲会議・練習。練習が4時間にもなってしまい心配された奥様からお電話が入ったこともありました。「もう一回お願いします」とやっていると、時間の経つのがあっと言う間です。
 
  当日、楽しみに待っていて下さった方々と楽しい時間を共にすることができました。

マンマ・ミーア
 メリル・ストリープ主演映画。メリルがミュージカルなんて・・・と怖いもの観たさ半分で行きました。サロペット姿にはかなり無理があったけれど、楽しく、元気の出る映画でした。
何と言っても懐かしいABBA(PCだと反対向きのBが打てません)の曲がいっぱい。字幕で初めて歌詞を知り「なんて残酷な歌なのかしら」と新発見した歌も。(恋のウォータールー)
何故元気が出るかと考えると・・・ヒロインのひたむきさが皆を幸せにするから、かな。ストーリーは歌舞伎と同じ位ハチャメチャなのですけれど。

 

55STEPS
  劇団四季の55年に及ぶ歴史のなかで、上演されてきた演目のハイライト集。
CDで言ったら「ベスト集」みたいなものでしょうか。
四季を初めて観たのは学生時代。「エクウス」(エクウスはミュージカルではなくストレートプレイ)でした。その後は「キャッツ」。
しばらくミュージカルにはご無沙汰でしたが、文句なしに楽しかった!
たくさんエネルギーを貰った感じで「清々しさ」みたいなものを感じました。
身体表現とはとても感性に訴えるものがありますね。
劇場の大きさもちょうど良い感じ。あまり大きい劇場だと観客との一体感が薄くなります。でもロビーの貧弱さはかなりさみしい。幕間に出てもくつろげません。浅利慶太様、ご一考をお願いいたします。

 
クリスマス会
 

12月23日 
みんなのお楽しみ、そして1年の締めくくり、クリスマス会です。
今年は、お引っ越して退会されたNさんも参加して下さって、久しぶりにみんなと盛り上がりました。
 先ずはケーキ作り。アンケートの結果、今回はチーズケーキを作りました。
クリームチーズがなかなか柔らかくならず、悪戦苦闘。我が家のレンジが虫の息で、時々加熱の途中で止まってしまうので、うまく行くか心配したのですが、OK!良い出来上がりでした。
( 因みに問題のレンジはお正月に買い換えました。22年間よく働いてくれました。ご苦労さま。これでいったい何個ケーキを焼いたことでしょう。)
 ケーキを焼いている間にミニ・コンサートです。至近距離に観客がいるので、内輪とは言えかなり緊張するんですよね。これが。
 今回、私はSOLOでは弾きませんでしたが、Iさんと「崖のうえのポニョ」の連弾で参加しました。みんな一緒に歌ってくれて、大盛り上がり!
 最後に「We Wish You A Merry Christmas」を英語で歌って締めました。これは学校で習ったそうです。
 コンサートの後は予め作っておいたケーキと(チーズケーキはお持ち帰り用)
おやつとそしてビンゴ。ビンゴって単純なのにどうしてあんなに熱くなるんでしょうね?部活の後参加してくれたTさんも加わり、女子の熱き戦いが。。。
 そうそう、NさんのN小学校は合唱の有名校で、今度金スマに出るのだそうです。オンエアが決まったらお知らせしますね。
 楽しい時間はあっと言う間。お開きです。一人々を送り届けて、今年の
クリスマス会は終了。今年も無事に終わりました。

禍福あり何はともあれ歳の暮れ
By はる



 
 
 

 

 
セシリア会七夕まつり
 

7月7日 
「夏休みの花火大会まで待てな〜い!」の声の押されて、七夕まつりを
行いました。
今回は、new faceのRちゃんを交え、いつも通り賑やかに♪
先生はがんばって浴衣を着ましたよん。(ふぅ)

レッスンを普通に済ませて、6時から七夕飾りに着手。お願い事を書いたり、 
色紙で飾りを作ったり、それを糸で笹に飾ったり.....みんな凝っているので、
これにかなり時間がかかりました。

**** お願いのいろいろ ****

  元気に1年過ごせますように!
  バレーボールがもっとうまくなりたいデス
  人生 HAPPYに過ごせますように♪
  etc.

七夕かざりが完成し、記念写真を撮ったあとは、おやつタイム。
お腹の空く時間ですから、おやつの他に、焼きそばも用意しました。アイスと西瓜もね!
そのあとはゲームタイム。
今回は渋く「犬棒カルタ」とUNOをしました。UNOではいろいろと駆け引きがあって、悲鳴の上がることもしばしば。
楽しい時間はあっと言う間ですね。8時にはお開き。皆を車で送って、浴衣姿のまま、ALEXとお散歩に行きました。ちょっとアヤシイ人だったかも。

予定していたお花屋さんに笹が無くて、焦りましたが結果オーライ。
夏休み後半の花火大会をお楽しみにね。それまでレッスンもがんばって下さい。

待ちわびて今宵ひと夜の天の川
                By はる



 

 

第15回 セシリア会ピアノ発表会 無事終了!

来年は開催できるのかしら?と思いつつ、あっという間に15年が経ちました。
生徒さんをはじめ、ご家族の皆様、OB・OGの皆さん、友人、そして家族に支えられて、ここまで、続けて来ることができました。感謝でいっぱいです。

 今回は卒業生&真紀がクラリネット・アンサンブルで参加してくれました。
皆、ブラバン出身で、制服がクリーニングに出せないほど、練習していた時期があります。(長期休暇中もずーっと部活なので、クリーニングに出せないのです。。。)
真紀が「皆でアンサンブルできないかな」と声をかけてくれて、アンサンブルが始まりました。週1ペースで、フィリアの練習室で、練習を重ねました。私も参加しましたが、それはそれは、楽しい時間でした。
ピアノは一人のことが多く、自分との対話、になりがちですが、アンサンブル
は、相手があっての対話です。一人より二人、二人より三人。会話ははずみ、複雑になります。
このような形で卒業生が参加してくれたのは、とても嬉しいことでした。

今年のコンセプトは「一人で、皆で、とにかく楽しく!」でした。
1月に生徒さんと、佐渡 裕指揮のシエナ・ウィンド・オーケストラを聴きに行ったのですが、そのアンコールの楽しかったこと♪(詳しくはHPをご覧下さい)
シエナのまね?と言われそうですが、最後に全員でわーっと盛り上がりたい、と思い、 「聖者の行進」のアイディアが浮かんだのです。
ディキシーの賑やかなイメージでやりたい、と思い、みんなに曲を聴いてもらい、私は久々にアレンジに挑戦。おかげで、スコア・メーカーが少し使えるようになりました。
小さなきっかけから、いろいろな楽しいことが生まれた、第15回発表会でした。

Have a nice music !

(昔々、クラリネットの北村英二さんにサインを戴いた時、書いて下さった言葉です)

P・S 当日駆けつけて下さった、卒業生の皆さん、ありがとう。来年も打ち上げにGO!

    いきなり、Perc.,と受付をやってくれた、Nさんありがとう!

春の教室便り part 2

 風薫る五月。気持ちの良い季節ですね。私の大好きな季節です。
さて、発表会まであと2週間となりました。皆さん準備は進んでいますか?
今年は、教室の卒業生を中心とする「アンサンブル・セシリア」が出演します。
 今回はクラリネットのアンサンブルで、3曲+αほど演奏してくれます。
メンバーは社会人と学生なので、フィリアホールの練習室で、夜、練習しています。(朝練ならぬ、夜練だぁ!) 私も練習にお付き合いしております、これが

なかなか楽しいのです。音楽を作り上げていく過程に参加するのは、もちろん、楽しいですし、小さい時から知っている方の、精神的・音楽的に成長した姿を見るのは、教師冥利につきます。うふふ なのですよ。
「アンサンブル・セシリア」 今回はクラのみですが、管弦含めた、クラシックに限定しない、自由なユニットでやっていきたいと思います。要するに、音楽の好きな人は Everybody come on !です。

まだまだ時間はありますよ。苦手なところは、ゆっくりと亀のテンポでさらってね。急がば回れ、でございます。

 

春の教室便り

 暖かくなりましたね。今日、沈丁花の香りが漂ってきました。春です!
発表会が決まりました。5月23日(金)フィリアホール、リハーサル室です。
今年は「弾いて、聴いて、一人でも、みんなでも、音楽って楽しい♪」をテーマに、プログラムを作成中です。

 まだ内緒ですが、卒業生を含むユニットでアンサンブルを企画しています。どうぞお楽しみにね。皆さんにも、楽器(リコーダー、ギター、パーカッション何でもOK)を持ってきていただいて、全員参加(ご家族の方、

お友達どなたでもOK)できる曲をやりたいなぁ、と思っています。 「聖者の行進」をみんなで演奏したいと思いますので、各自、極秘練習をしておいて下さいね。ハ長調(C dur)です。♪ ドミファソ〜ですよ。

新春音楽日記

1月13日 オペラ「魔笛」を見ました。わーい!
プラハ国立劇場オペラ 神奈川県民ホール
一昨年の「フィガロの結婚」でオペラにはまりました。(でも、お高いですから1年おきにね)
「魔笛」の演出は様々で、設定を現代に置き換えてあるヴァージョンもありますが、プラハのはごく普通、かな。チケットがべらぼうなお値段ではないので、簡素(質素?)な舞台装置は仕方ないかも。
モーツァルトを聞くと、いつも理屈ぬきで幸福感に満たされます。それと、純粋ゆえの悲しさも。この不思議な感覚は何なのでしょう。 
昨年、ケネス・ブラナー監督の映画「魔笛」が公開され、とても高い評価を受けました。今回の予習のために観たのですが、こちらもとても良かった!
さてさて、内容は?オケはOK。洒落ではありません。歌とピッタリ呼吸が合って、さすが職人芸。私が気に入ったのは、パパゲーノ。パパゲーナとの2重唱はなかなかのものでした。タミーノ・パミーノは普通(失礼!)ちょっと残念だったのは、夜の女王。有名な「夜の女王のアリア」を安全運転でこなしましたが、もっとド迫力で歌って欲しかったなぁ。
あれこれ言いましたが、十分に楽しく、良い時間でした。
次回は「椿姫」あたりを狙おうかな。

1月26日  佐渡 裕指揮 シエナ・ウィンド・オーケストラ
ミューザ川崎(私はミューザ、お初でした)
今日から私もサドラーです!文句なしに、楽しかった!
佐渡さん指揮のシエナは、一度は聞きたかったので、ブラバンをやっている生徒さんをお連れして、行きました。
演奏は色彩感に溢れていてよく、コンサートの構成もよく、もちろん佐渡さんのトークもよく。(トランペットは下手でしたが)指揮者もオケもまさに入魂の演奏でした 
シエナは今年10周年との事。トークの中「10年の間、全てがうまくいった訳ではなく、苦しい事もあったのですが」のくだりで、佐渡さんの声がやや湿ったように感じたのは、気のせいではないと思います。
今や、大人気のシエナですが、プロのウィンド・オケとしてここまで引っ張るのは、大変な苦労だったと思うのです。以前シエナの練習の様子をTVで見たのですが、それは「格闘」でした。
そして、アンコール。楽器を持参の人がみんな舞台に乗って、スーザのマーチの演奏。なんとスーザフォンを吹いていた人までいました。(身体に巻きつく、あれです。車で来たのかしら?)指揮者は4人。舞台上は演奏者で満員状態。やっぱり音楽は聴いて、弾いて(吹いて)楽しまなくちゃね。次回はピアニカで参戦するぞ。

音楽っていいなと、今年も一年がんばろうと、そう思ったコンサートでした。

 


 

2007年 12月25日  クリスマス会

さあ!発表会に次ぐ大イベント、クリスマス会です。
今年は、お手伝いをしている老人ホームのクリスマス会と日にちが重なったので大変。午前中にケーキや部屋の準備等をしてから、お昼のクリスマス・ランチでBGMを弾いて、とんぼ返りをして、午後からクリスマス会です。
2時半に皆、プレゼントを手に集合。まずは、ミニ・コンサートです。内輪とは言え、みんなの前で弾くのは、何回やっても、少し緊張しますよね。この少しの緊張感と、自分の知らない曲に出会える事が大切かな、と思います。
さて、コンサートの後はケーキ作り。今回は「デコレーションをやりたい!」
そうなので、ブッシュ・ド・ノエルに挑戦です。チョコスポンジは、私が焼いておきました。生クリームを泡立て、コーヒークリームを作り、イチゴをスライスして巻き込みます。回りをデコレーションして、ひいらぎのオーナメントで飾って出来上がり!皆、調理がなかなか上手で、イチゴのスライスも心配なくまかせられました。見た目は、お店の商品のように綺麗にはできませんが、手作りの楽しさはまた、格別ですよね。
予め作っておいた、ショートケーキ等をいただきながら、ビンゴをしたり、人生ゲームをしたり(人生ゲーム最下位は免れました)、プレゼント交換をしたり、楽しいひと時です。というか、皆テンションが上がって、大変です!(*_*)
楽しい時間は本当に短く感じられますね。
賞品の買出しをしたり、ケーキの用意etc.準備は大変ですが、皆の笑顔を見ていると、「ああ、今年も無事に一年を終えることができたなぁ」と嬉しさと感謝を感じます。

たくさんの願い灯してツリーかな




冬の音楽日記

11月24日、代々木上原のムジカーザで開催された、「クラリネットの森コンサート」で娘(M)のクラリネットの伴奏をしました。
結構、良い演奏だったかな♪
曲はシューマンの「幻想小曲集」の第1曲、第3曲。いやはや、超むずでした。
この曲は大好きなので、伴奏を引き受けたのですが、練習を始めたら、後悔が。。。
(一生懸命吹いているのを、私が壊すわけにはいきませんから)
Mの第3曲のテンポが想定外の速さで、そんな速さでは私は指が回らない!(なんとか回しましたけれど)
また、昨年はモーツァルトの「クラリネット5重奏」(ピアノ伴奏版)だったのですが、難しさの種類が全く違っていて(シューマンはピアノにもとても主張があって、こちらはこう弾きたい、があるのです)、二人とも合わせるのに苦労しました。

Mが仕事から帰宅した後、家で練習するのは、時間的に難しいので、今年はフィリアホールの練習室を取って「夜練」をやりました。これはもう部活のノリです。
そうやって、こうしてみよう、ああしてみよう、と練習しつつ、ミーティングしつつ、曲を作っていく感じです。その過程が実はとても楽しいです。音楽をやる醍醐味ですね。
母娘ですが、その時間は「音楽仲間」と言う感じで、全く対等に意見交換します。

来年も是非また伴奏したいな。クビにしないでね!





◆秋の音楽日記◆

9月30日(日)

 JR橋本 杜のホールでアンサンブル・セレーネのコンサートがあり、ステマネを務めました。
 10人のこじんまりしたコーラスのアンサンブルですが、一人ひとりがとても上手いので、団名の由来どおり、澄んだ美しい響きで、10人とは思えない、拡がりのある素晴らしい演奏でした。
ところで、ステマネってなに?

 ステマネとはステージマネジャーの略称で舞台進行の責任者です。公演前にブザーが鳴って、「そろそろ開演ですよ」とお客様に知らせるのも、演奏者の出入りの時に、照明が変わるのも、ステマネが合図を出しているのです。

  曲のイメージに合わせて、曲の途中で照明を変える事もあります。そう言う時は照明係に、「開始から、この部分までに50%にして下さい」と楽譜を示してお願いしたりします。
表には出ない裏方ですが、うまーく進行した時の快感はなかなかのものです。緊張感あふれる仕事ですが、(演奏者が頑張っているのを、私が壊す訳にはいきませんからね)私は大好きです。

10月15日(月)
The Quartetを聴きに行きました。(私は東京国際フォーラム、お初でした)
落ち着いた、大人の雰囲気のコンサートでした。5000席がほぼ満席でした。すごい!
勿論、ハービー・ハンコックがリーダーですが、実際に仕切っていたのは、ドラムのデジョネットかも。。。ジャック・デジョネットは今回を逃すと最後かなぁと思い、チケットを取ったのです。
4人とも、文句なしに上手いのは当然ですが、ロン・カーターの10分にも及ぶソロは圧巻でした。
でも、何か違和感が。そう、5000もの客席が「熱く」ないのです。私だけが感じたのかしら。拍手もすごいし、スタンディング・オベーションもあったけれど、尊敬はあるけれど、「熱さ」が足り無い感じでした。これは、ちょっとぜいたくな文句かも。


  ♪ 一人ひとりのペースは各々違って当然です。発表会などの「本番」は別として、
  「○月×日までにこの曲が終了しなければならない」などと言うのは、音楽の本質から
   外れていると思うのです。

レッスン日記  こんな感じでやっています。

○月○日 4月に入会したAちゃん(小4)、今日は元気がない。どうしたのかしら?
レッスンを中断して少しお話すると・・・「週末、旅行に行ったので、疲れちゃった」
とのこと。あらあら、へろへろなのね。「弾く」のは早めに切り上げて、ソルフェージュをしました。
○月△日  明日から修学旅行のBちゃん、曜日変更(学校行事の時は振替レッスンをいたします)で今日レッスンに来ました。
修学旅行は今年から2泊3日で「とっても豪華☆」なのだそう。いいなぁ。
発表会の後、一つ山を越して、(難しいのを克服して)とてもノッているので、このペースを崩さずに行ってくれると嬉しいな。
○月×日 時間を過ぎてもCちゃんが来ません。お休みかしら?念のため、お電話するとお母様が「今、出ました!」ほっ。今はいろいろと怖いので、お家の方とはこまめに連絡を取るようにしています。
○月□日 午前中、大人のDさんのレッスン。2年前は「右手と左手で違うことするなんて」
とおっしゃっていましたが、今は、「人形の夢とめざめ」を弾いています。はじめの
1ページだけのつもりが、知らぬ間に(?)後半まで来てしまいました。レッスン後、
手打ちうどんのお話。う〜ん美味しそう。今度打ってみましょうか
 


セシリア会夏休み日記
8月21日(火)晴れ
 レッスンの後、7月に雨のため中止になった「夏のお楽しみ会 花火大会」を行いました。
「クリスマス会まで 待てなーい!お楽しみ会がやりたーい!」とのYちゃんからの提案で
今回、初めて企画しました。「夏はやっぱり花火だね。スイカにアイスもね」、ハイハイ、先生がんばって準備しますよう。

 当日、夏休み中なので全員は揃わなかったのですが、大変な盛り上がり!お母様もお手伝いにいらして下さって、とても助かりました。ありがとうございます。

 花火の後は、部屋に戻って(ちゃんと手を洗ってから)焼きそば、スイカにアイス。
お約束の夏祭りメニューです。おしゃべりは弾むし、楽しくて楽しくて、もう大興奮状態。
 秋には「きのこ堀り大会」、1月には「お正月会」、3月には「お雛様大会」etc.やりたいそうです。。。

 

 花火ですので、怪我の無いよう気を使いましたが、私もとても楽しかったです。久しぶりに花火をしました。Yちゃん、「おねだり」してくれて有難う♪ みんなで楽しい時間を持つことができました。

   夏休みもあと1週間。みんな宿題がんばって下さいね。

おまけ

 幼子の袂押さえて花火かな

  通り雨百日紅より滴りぬ  (By Haru)
 



発表会は年1回開催。フィリアホール、青葉公会堂などで行います。
この日は生徒さんの成長を実感できる、ご家族にとっても、私にとっても喜びの日です。
いつも12月にはクリスマス会で楽しく過ごします。また希望者にはコンサートへの引率をしております。
 

2007-2015(R) Copyright by Cecilia Piano

【戻る】